[スポーツソウルドットコム|キム・ギョンミンインターン記者] グループMighty Mouthのサンチュ(32、実名:イ・サンチョル)が、大きな波紋を呼んだ“兵役特恵問題”と“風俗店出入り疑惑”について初めて心境を明らかにした。
サンチュは31日、自身のツイッターに長文の投稿文を掲載した。公開された投稿は、主に風俗店出入疑惑が浮上した後に行われた韓国国防部の調査結果と、自身の長期入院に関する解明に分かれている。
まず、サンチュは、「私とSE7ENは、2013年6月21日に純粋なマッサージのみを目的として、マッサージ店を訪問しましたが、違法行為なしで10分後に同店から出ました。これは、監査院、憲兵隊、検察の捜査結果、明確に明らかになった事実です」とし、「営倉(韓国兵士に対しての懲罰房)処分を受けた正確な理由は、違法売春ではなく、勤務地無断離脱と軍隊の名誉毀損でした」と強調した。
続いて彼は、「芸能人が最も懸念して、注意することが、噂であります。私たちは、見知らぬ場所で顔も知らない女性とそのような悪質な行為をするほど無謀で、大胆な人ではありません」と無実を訴えた。
また、SBSの取材陣に過激な行動を見せたことについて「暗い夜明けに黒い車から正体不明の大人3人が降りて、いきなりSE7ENに駆け寄りました。最初はストーカーや通り魔だと思って驚いて、反射的に腕をつかんで抵抗しました」と当時の状況を説明した。
サンチュは、4月に報道された“国軍病院特恵入院”についても解明した。彼は「手術が至急だという担当医の意見や民間病院と大学病院の一致した所見で、軍法と手順に従って、肩と足首の手術を受けました。“特別な負傷もないのに入院した”、“6ヶ月間、1人部屋に居た”ということは、まったく事実ではありません」と明らかにした。
彼は、「軍服務を避けるために、わざと体にメスを入れる愚かな人ではありません。今のような世の中では絶対不可能なことでもあります。男としてプライドも高いです。訓練を回避するために仮病を使う卑怯者でもありません」と強調した。
彼は、「(同事件で)私をはじめ多くの芸能人が、これまで積んできたすべてのことを一瞬で失うことになりました。計り知れない精神的な苦痛に悩まされ、やってはいけない極端なことを思ったりもします」と苦しい心情を打ち明けた。
最後に彼は、家族と知人、軍の幹部と部隊員らに申し訳ない気持ちを伝えたいと語りながら、「僕の愚かな考えで勤務地を離脱し、軍人の品位を毀損する大きな間違いを犯しました。それを教訓にして反省しながら、最善の努力を尽くして頑張っていきたいと思います」と謝罪の意を伝えた。
一方、昨年6月に放送されたSBSの時事番組「現場21」では、国防部広報支援隊の“芸能兵士”の服務実態を報道した。同番組には歌手サンチュとSE7ENが服務中に風俗店を出入りする内容が放送され、大きな波紋を起こした。結局、国民的なバンシングを受けた国防部は、“芸能兵士”制度を廃止した。
また、去る4月にはある媒体は、「サンチュが肩と足首の負傷を理由に、一般兵士に再配置された後、6ヶ月間を国軍病院に入院している」と報道し、兵役特恵議論が起こった。