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[INTERVIEW後] ジェジュン、「チェ・ミンシクは演技の師匠」そして「東方神起 ユンホへ伝えるメッセージ」

THE FACT JAPAN 2014年8月2日 15時22分


MBC月火ドラマ「トライアングル」を無事終えたJYJのジェジュン(28)が、先月30日に行われた<THE FACT>とのインタビューで、大先輩のチェ・ミンシク(52)、東方神起のユンホ(28)のことを語ってくれた。


―チェ・ミンシク曰く「ジェジュン、君の演技はうまくない」名優チェ・ミンシクは、ジェジュンに師匠のような存在だった。彼のことばには、ジェジュンを動かす強力な力がひそめられていた。「以前は演技レッスンを必ず受けていましたが、今作を準備する時は敢えて受けませんでした。台本も熟知しないで本番に入ろうとしたんです。チェ・ミンシク先輩が映画『鳴梁』を撮りながら“自分の演技に壁を感じた”とおっしゃいましたが、僕はまだそういうことが感じられるレベルでもないし、今後どうやって演技に接していくのかがもっと大きな課題なんです。ところが先生たちが教えてくれた演技は、僕にとって破れない皮を作ってくださっているようでした。教わった通りにしなければならないと思ったことを捨てたかったんです」
同じ所属事務所の先輩でもあるチェ・ミンシクの名前がジェジュンの口から出てくると、二人の関係が気になってきた。ジェジュンの成長ぶりにきっと影響があったはずだ。「『トライアングル』を始める前に、アドバイスをいただけるかと思って先輩を飲みに誘いました。ところで1時間が経っているのに演技の話は一言もおっしゃらないんです。もう少しテンションが上がってくると、その時先輩が “ジェジュン、君の演技はうまくない” と言われたんです」チェ・ミンシクだからできる毒舌だった。しかし、そのことばが出てきた背景を聞くと、いっそう納得ができた。


「その後おっしゃったことが、“最近はドラマがうまくいったり人気があるとみんな演技が旨いと云うけど、そんなのどこにある?私は演劇、ドラマ、映画を数え切れないほどやってきたけど、まだ不満がたくさんある。10年目、20年目もお芝居がダメだと不満がたくさんあるのに、君がうまくないのは当たり前なことだ。死ぬまで勉強して教わることが演技なのに、どうやってそれが旨くなる?うまくなろうと努力するんじゃない。演技レッスンもたくさんする必要はない。その代わり、一人で練習することは狂ってしまうほどやるべきだ。それは死ぬまでやること”。この話を聞いて僕は、“なるほど。演技を誰かに教わって自分のものにしないこと”の意味だと悟りました」
チェ・ミンシクの一言が“俳優キム・ジェジュン”を変えたわけだ。実際「トライアングル」でのジェジュンの熱演は、多くの視聴者からも好評を受けた。「だから周りの先輩たちが“演技はこうするべき”とアドバイスしてくださるんですが、全部は受け入れませんでした。果たしてその通り演技するとしても、人々は褒めてくれるだろうかって。答えはないと思ったんです。だから自分のやり方でやりました」


―ユンホに一言、「暑い中、お水はたくさん飲んで」初の主演作を終えたジェジュン。アイロニーなことにそのバトンをユンホが受け継ぐことになった。ユンホはMBC新月火ドラマ「夜警日誌」の主演ムソク役を演じる。過去のことはさておきにして、俳優としてバトンを渡すジェジュンにおずおずと聞いてみた。するとジェジュンからは意外とクールな返事がくる。「この質問がくると思っていました。昨日『夜警日誌』の制作発表会でも僕の話が出たようです。実際僕は前作で酷評もたくさん聞きましたし、今作でも批判はありましたので、そのプレッシャーを知っています。でもそれは気にしないでほしいです」
「もし動画メッセージのように一言お願いできますか?」と意地悪く提案してみた。するとジェジュンは喜んで答えてくれた。「ユンホ!僕は元気に過ごしているよ。初めての時代劇で、真夏の日に野外撮影も多くあるだろうし、CG作業で時間もないからいろいろと大変だと思う。現場でいつも熱心に頑張っていることは知っているけど、体力管理もうまくやってほしい。武術練習も多いはずだから、暑い中お水はたくさん飲むようにしてね!」


チェ・ミンシクのアドバイス、そしてユンホに対する思いを隠さず打ち明けるジェジュンから、人々が何と言おうとしても自分の主観を守ろうとするその性格が際立っていた。言いたいことは言うクールな男。ひょっとしたら「トライアングル」のタフな“ホ・ヨンダル”がジェジュンに似ているという話は、こういう一面があったからではないだろうか。“イケメン”という修飾語を、なぜそれほど恥ずかしがっていたのかが分かる瞬間だった。“綺麗な男”という偏見から離れたジェジュンの“オスの魅力”が輝いた60分だった。
THE FACT|イ・ダウォン記者

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