妻への暴行および位置追跡装置(GPS)の違法設置などで罰金刑を受けた俳優リュ・シウォン(42)の上告審の公判期日が確定された。
最高地裁は来月4日午前、二審で罰金700万ウォン刑を言い渡されたリュ・シウォンの上告審を行う予定だ。今回の刑事事件は、リュ・シウォンと妻チョ氏の離婚訴訟にも影響があるだけに、その結果へ関心が寄せられる。
リュ・シウォンは昨年5月チョ氏に訴えられ、離婚訴訟とは別に暴行と脅迫、チョ氏の車や携帯電話に位置追跡装置を違法設置したことについて裁判を続けてきた。ソウル中央地裁で同年9月に行われた一審では、容疑が一部認められ罰金刑が宣告された。
彼は一審の判決に不服しすぐ控訴したが、二審で控訴は棄却判決となった。控訴審宣告の1週間後、再度上告状を提出し、今年の4月には憲法裁判所に位置情報の保護および理由などに関する法律と関連して違憲法律審判を提請した。個人位置情報条項の定義と規定が明確性の原則に反しているというのが理由だった。
リュ・シウォンは一審から頑強に容疑を否定してきた。特に暴行容疑については、控訴審の最後弁論で「量刑や罰金の問題ではなく、父親として暴行の部分だけは堂々と明らかにしたい。娘に暴行犯の父になりたくない」と訴えた。
THE FACT|イ・ゴンヒ記者