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映画「マンホール」監督、「チョン・ギョンホのまなざしには野生美と憐憫がある」

THE FACT JAPAN 2014年9月3日 18時16分


ホラー映画「マンホール」の演出を務めたシン・ジェヨン監督が、俳優のチョン・ギョンホを主演に抜擢した理由を明らかにした。
3日午後、映画「マンホール」の制作報告会が、ソウル・ロッテシネマ建大店で開かれた。会見でシン監督は、「映画の台詞を集めてみると、A4二枚にも入らないくらいだ。ギョンホさんの台詞は2行までもいかない」と伝え、視線を集めた。
シン監督は「俳優さんが台詞なしで演技することはとても難しいことだ。これはみなさんも共感されることだと思う」としながら「しかしギョンホさんには、野生美と憐憫が同時に感じられるまなざしがあり、それを信じてその部分に重点をおいて作品に取り組んだ。ありがたいことに、ギョンホさんもそういう部分を理解してがんばって演技してくれた。期待通り、私が望んでいたものは、ギョンホさんのまなざしに自然と溶け込んでいた」と説明した。
映画「マンホール」は、毎日目にするものだが、一度も関心を寄せなかった空間であるマンホールに、都市を恐怖に巻き込む身元不明の男が存在しているという設定で、日常の中の恐怖を刺激する作品。謎の男スチョル役は、チョン・ギョンホが演じ、マンホールを中心に起こる事件に巻き込まれる20代の女性ヨンソ役はチョン・ユミ、聴覚障害の少女スジョン役はキム・セロンが務めた。映画は10月、韓国で公開される。
THE FACT|ソン・ジヨン記者

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