映画「ユージュアル・サスペクツ」(95)級の反転だ。“コンセプトドル(コンセプト+アイドル)”を自任しながら、ヴァンパイア、ジキル博士などに扮したボーイズグループのVIXXが、これまでのイメージから一変して、1995年に大ブレイクした3人組グループR.efの『別れの公式』をカバー。VIXXならではの爽やかな魅力を完成した。
24日午前0時、各音楽配信サイトから公開されたVIXXのスペシャルシングル「Boys' Record」のタイトル曲『別れの公式(Love Equation)』は、原曲のかわいらしいメロディと楽しい感じはそのまま生かしつつ、トレンディな編曲を加えた楽曲として多くのオーディエンスたちを魅了している。
本家ともっとも違うところは、ラビのスタイリッシュなラップで始まること。それに爽やかにアレンジしたメロディと6人メンバーたちによる魅力的なボーカルがそれぞれ調和され、誰もが楽しめる2015年度版の『別れの公式』を誕生させた。(MVリンク:http://youtu.be/OM4C3uIXk28)
ミュージックビデオも爽やかそのものだ。まるで1本の青春ドラマを連想させる映像には、メンバーたちの日常的な姿を魅力的に映しており、ハツラツなパフォーマンスとともに楽曲をいっそう楽しく鑑賞できる要素をたっぷりと収めた。中でもあどけない表情を浮かべるレオの単独シーンは決して見逃してはいけない見所。
VIXXはこれまで、『On and On』『hyde』『VOODOO DOLL』『ETERNITY』『Error』などのヒット曲で破格的なパフォーマンスと強烈なカリスマを披露してきた。ヴァンパイアを連想させる姿やサイボーグのようなビジュアルなどは、多くのボーイズグループの中で斬新と言えるコンセプトとして評価された。
そんなVIXXが、今回は明るくて初々しく変身した。20代男たちの青春をそのまま表現した新譜には、レオの自作曲である『冷える夜に』とラビの自作曲『メモリ』などが収録され、新しいVIXX誕生を試みた。
新曲を発表したVIXXは、25日に放送されるMBC MUSICの音楽番組「SHOW CHAMPION」でカムバックステージを披露し、3月28日と29日の両日間はソウルオリンピック公園内にある体操競技場で単独コンサート「VIXX LIVE FANTASIA UTOPIA」を開催する予定だ。
THE FACT|パク・ソヨン記者