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【コラム】モデルSHIHOの戦略…韓国と日本の顔を使い分ける!

THE FACT JAPAN 2015年5月16日 10時1分

日本と韓国、二つの顔を持ち合わせている。それもまったく別の顔を持っているのだから、疑問を通り越して驚いている。つい先日、自身がイメージモデルを務めるファッションブランド“Cerrys Note”のイベントが韓国のロッテ百貨店で行われ、ファンサイン会なるものを開催した。
今や、韓国では知らない人はいないだろう。国民的アイドルサランちゃんの母親でもあるモデルのSHIHOだ。愛娘、そして夫であり、韓国では人気タレントのチュ・ソクフン(日本では格闘家で有名な秋山成勲)と共に、KBSの人気バラエティ番組「スーパーマンが帰ってきた」に出演し、タレント化している。
韓国の方はご存じないだろうが、この人、日本ではまったく、テレビで見かけることはない。ファッション誌にしか登場せず、あくまで“モデル”で突き通しているのだ。だから、韓国での表立った活動には少々面食らった。だって、ファッションモデルがすっぴんで韓国の番組に出ているのだから!これには興ざめした日本のSHIHOファンもいたのではないだろうか。
驚いたのは、しれっといつの間にか、韓国の事務所にも所属していることだ。そして、日本のファッション誌のインタビューでは絶対にサランの話題には口にしない。母親であれば、自分の愛娘の活動を自慢したいであろうに。それが、SHIHOの意思か事務所の方向性かはわからないが、今の嫌韓ブームの中での“ビジネス”のためだということには変わらない。韓国で日本の話をすれば、日本で韓国の話をすれば自ずと批判の対象になってしまう。
韓国では単なる娘や夫のためのバラエティタレント化だとは思っていたが、ついに、本業のモデルにまで韓国に進出したということは、サランと夫のために、韓国での展開を目論んでいるのかもしれない。
THE FACT JAPAN|中西

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