俳優ソン・スンホン(39)が、女優イ・ヨンエ(44)と新ドラマで共演する感想を伝えた。30日、江原道・江陵市のシーマークホテルにてSBS新ドラマ「師任堂、the Herstory」(脚本:パク・ウンリョン、演出:ユン・サンホ)の記者懇談会が行われた。会見には、同ドラマの男女主役である2人が出席。今作を通じて初めて共演することになった感想を聞くと、ソン・スンホンは「イ・ヨンエ先輩が10年ぶりに復帰される作品に一緒にできることだけで、とても光栄で幸せなこと」と言いつつ「先輩と共演する機会があるとは想像もできなかった。夢みたいで不思議だ」とワクワクな気持ちを表した。さらには、「先輩と初めて撮影を行った時は、あまりにも緊張して台詞を間違えたりもした。本当に一所懸命撮影に臨んでいる」と覚悟を明かした。「師任堂、the Herstory」は、イ・ヨンエがドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」以来、11年ぶりに出演するドラマ復帰作。朝鮮中期の女流書画家である申師任堂の人生を再解釈した作品で、イ・ヨンエは韓国美術史を専攻する大学講師と申師任堂という一人二役を務めることになり、偶然に見つけた師任堂の日記と謎の美人画にまつわる秘密を探っていく過程を、過去と現在を行き来しながら多彩な演技で描き出す予定。ソン・スンホンが演じるイ・ギョムは、師任堂と愛を超えて芸術で功名を立てる自由な魂の持ち主でありながら、不意と妥協しないまっすぐな信念で君主にも迷わず直言をする炎のような人生を生きる人物だ。ヒットドラマ「太王四神記」「飛天舞」「タムナ 〜Love the Island〜」などで、感覚的な映像美と繊細な演出力を認められているユン・サンホ監督と、「お向かいの女」「二度目のプロポーズ」で女性視聴者から熱烈な好評を受けたパク・ウンリョン脚本家が「アンニョン!コ・ボンシルさん」以来、もう一度タッグを組んだ「師任堂、the Herstory」は、2016年に日中韓同時放送を目標し、100%事前制作される予定だ。THE FACT|キム・ギョンミン記者