俳優イ・ジュンギと監督イ・ジュンイクが、映画「王の男」公開10周年記念上映会に出席した。ソウルの韓国映像資料院では12日、2005年に初めて公開された映画「王の男」の公開10周年記念上映会が開かれた。この席には、映画を演出した監督イ・ジュンイクと主演俳優イ・ジュンギなど複数の関係者が出席した。イ・ジュンギのファンクラブでは、10周年を記念するケーキを用意。上映会ではケーキカット式やメイキング映像上映、プレゼント抽選など、多彩なイベントが一緒に進行された。イ・ジュンギは「王の男」10周年記念GV(観客との対話)にも参加した。久しぶりに会ったイ・ジュンギとイ・ジュンイク監督は、10年前のポスターとメイキング映像を見ながら、当時の思い出を回想した。現場関係者らは「久しぶりに会って楽しがる二人のおかげで、周りの人まで楽しい気分になった」と明らかにした。イ・ジュンギは、「本当に感無量だ。10年前に『王の男』の撮影や公開した時を思い出す。何も知らなかった頃、イ・ジュンイク監督が何から何まで全部教えてくれた」とし「『王の男』は、今の僕を作ってくれた本当に大切な作品。10年間、『王の男』を覚えてくださって愛してくださった観客の方々がいらっしゃるというのが非常に感動的で、本当に感謝する。その時のときめきを一生忘れず、良い俳優を目指したい」と述べた。一方、2005年公開された「王の男」は、時代劇では初めて韓国で1000万人以上の観客を動員した。当時新人俳優だったイ・ジュンギはこの作品で芸人として生きるコンギル役を完璧に演じ、一躍スターとなった。THE FACT|チョン・ジニョン記者