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北朝鮮にもクリスマスが?!モランボン楽団がキャロル風の新曲を公開!

THE FACT JAPAN 2015年12月26日 10時17分

韓国も日本と同じく、煌びやかなネオンが輝き、クリスマス一色。しかし、北朝鮮は厳しい統制のため“クリスマス”というアメリカナイズの風習は定着していない。はずだった……のだが、今年はどうやら違うようだ。なんと北朝鮮のガールズグループのモランボン楽団がクリスマス仕様の新曲を発表したというニュースが入ってきた。タイトルは「懐かしい白い雪」オルゴールの音色とともに、リンリンリンとベルが響き渡るが、やはりどこか、古臭い。我慢して聞いてみると、「ひらひらとふってきて、雪景色が広がり……」舞い落ちる雪の映像が流れ、クリスマスを意識した曲だと思っていると、即「切ないこの気持ち……なつかしの金正日同志……明るい太陽の笑顔……」あぁ、やっぱり。歌詞はまったくクリスマスと関係ない、金正日を賛美し、懐かしむ内容になっているのだ。もちろんPVには金正日が笑顔を振りまき、登場している。北朝鮮は一般市民にクリスマスという文化は根付いておらず、誰がこの歌を理解するのかと、疑問を抱くものだが。「北朝鮮に訪れる外国人観光客の影響です。現在、北朝鮮政府は外貨獲得のために観光産業に力を入れており、多くの外国人が訪れている。それとともに、文化の流入も盛んになっているのです」(韓国全国紙記者)雰囲気だけはクリスマスだが、イエス・キリストは関係なく、崇めるのはやはり“金ファミリー”だったのである。THE FACT JAPAN|中西美穂

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