2000年の韓国デビュー以降、ヒット曲を連発している“バラードの皇帝”であり “鼓膜彼氏”という絶妙なキャッチコピーで話題を集めているソン・シギョンが、4月7日(土)のZepp Nagoyaを皮切りに、大阪、福岡、広島、東京、仙台、札幌と全国7カ所を巡る、初のJapan 1st SHOWCASE TOURを行った。今回のツアーは全公演チケット即完売。超プレミア公演となった4月15日(日)にZepp Tokyoで行われた公演の模様をレポートする。
ソン・シギョン初の日本SHOWCASE TOURは、~春、君~というTOURタイトルにちなみ満開の桜の木を両サイドに配したステージで、2017年12月に発売した日本初アルバムのタイトル曲「Life is…」からスタート。伸びやかな歌声にぴったりの美しく情緒的なメロディと、“未来への希望とエール”を込めた優しい歌詞を感情込めて歌うソン・シギョンの姿に、1曲目から感嘆の声が会場に溢れる。
1曲の歌声で観客をうっとりさせたと思いきや、一言話し出すと雰囲気が一変。開演に遅れてきた観客を“なんで遅れたんですか?オープニングでフライングしたのに、、、これから先は普通にしか歌わないです。見られなくて残念でしたね”といじるなど、日本語を本格的に学び始めて本当に1年位?と疑いたくなってしまうほどの日本語のボキャブラリーと、持ち前のトークセンス発揮。
今回の日本ツアーではソン・シギョン自身の新人歌手として頑張る!という宣言通り、7月4日発売の日本初シングルリリースイベント、各地でのラジオ出演や取材などのプロモーション活動も同時並行で行う超ハードスケジュール。“新幹線で移動しているだけなのに時差ボケ状態のように身体が疲れてしまいます。体が移動するぞ。疲れるぞ。と思ってしまうんでしょう”と、自虐的に話す場面も。
SHOWCASEの2曲目は日本でも大ヒットした韓国ドラマ「シークレットガーデン」のOSTの「너는나의봄이다(君は僕の春だ)」 “君は暖かい僕の春なんだ”と春にぴったりの名曲を披露するとMCが登場。ツアーの期間中は体調を考えて禁酒をしていたそうなのだが、“スタッフに勧められた有楽町の小さな居酒屋で、体には絶対悪いという罪悪感を感じながらも、ハムカツにマヨネーズをつまみに、生ビールと、麦焼酎を2杯。僕にはスポーツ飲料で水分補給するくらいのイメージです”と笑顔で酒豪&グルメっぷりをアピール。さすが歌とトークのギャップが魅力ですよね。と褒められると“実は歌がうまく歌えた時より、トークで皆さんが沢山笑ってくれた時に幸せを感じ、その日のステージの満足感が増すんです”と衝撃的(笑)な告白で、さらに会場は笑いの渦に包まれた。
その後、ステージにテーブルと電子ピアノがセットされ、現在LINE LIVEで隔週金曜日22:00~配信中の「ソン・シギョンの見えるラジオ」再現コーナーへ。韓国語の歌詞をその場で日本語に翻訳しながら解説後、実際の歌を披露する放送と同様のスタイルで、自身7枚目のアルバムのタイトル曲「처음(はじめて)」、韓国でのファーストアルバムの収録曲「그리움(恋しさ)」、「외워두세요(覚えていてね)」の弾き語りをはさみつつ、この日の観客の皆さんからから集めたお悩み相談コーナーも再現。飲みすぎて記憶をなくしてしまうというお悩みには、”ここはアルコールクリニックではないですが、、、”と前置きしつつ、”なぜ酔うかというと速度が関係しているんです。重要です。急がずゆっくり飲むこと。混ぜないこと”と、かなり役立つアドバイスも飛び出した。さらに、即席Zeppでハングル講座も開講し、韓国語、英語、日本語が堪能なソン・シギョンならではの、的確で時にはスパルタな指導が展開された。
予定ではここで終わるはずの見えるラジオコーナーだったが、この日は特別に韓国ナンバーワンバラードの1つで歌うたびに泣きそうになると紹介した「편지(手紙)/原曲キム・グァンジン」を弾き語りで披露。ラジオのように、1対1で自分に語りかけてくれているように感じるアットホームなトークと、さすがの歌唱力での弾き語りを堪能できる贅沢な時間となった。
ラジオコーナーの後は今回のSHOWCASE TOURで初披露となった、7月4日に発売される日本初シングルのカップリング曲「鼓動は届く」、有名作詞家の松井五郎さん作詞、ソン・シギョン作曲のタイトル曲「幸せならそばにある」。日本初シングル「幸せならそばにある」は、“初”にふさわしく、さわやかで、華やかで、和やかな気持ちになるような美しい歌詞と、ソン・シギョンから日本の皆さんへの感謝の気持ちが込められた優しいメロディの楽曲。会場に心地よい風が吹いているようなステージになった。
本編のラストは、数々のソン・シギョンのヒット曲の中でも、ファンからの人気も高い名曲で高音の美声が光る「거리에서(みちで~on the road~)」さらに、アンコールでは、韓国で結婚式で歌われることの多いラブバラード「두사람(二人)」を披露。SHOWCASEとしては異例とも言える2時間半近い公演時間を通して、抜群のトーク力、サービス精神、頭の回転の速さ、歌のうまさなどソン・シギョンの数多くある魅力はもちろん、韓国でのレギュラー番組のオファーを断ってまで日本活動に集中したというソン・シギョンの本気が伝わってきた。ソン・シギョンの本気の日本活動の今後の展開が楽しみでならない、今回のSHOWCASEに参加した誰もがそう思わずにはいられない時間となったのではないだろうか。
『ソン・シギョンJAPAN 1st SHOWCASE TOUR 2018~春、君~』2018年4月7日(土)名古屋:Zepp Nagoya 2018年4月8日(日)大阪:ZeppNamba 2018年4月10日(火)福岡:イムズホール2018年4月11日(水)広島:広島クラブクアトロ 2018年4月15日(日)東京:ZEPP TOKYO 2018年4月17日(火)仙台:Rensa2018年4月19日(木)北海道:ペニーレーン24
◆2018年4月15日(日)東京:ZEPP TOKYO公演SETLIST1.Life is…2.너는나의봄이다(君は僕の春だ)3.처음(はじめて)4.그리움(恋しさ)5.외워두세요(覚えていてね)6.편지(手紙)/原曲キム・グァンジン7.鼓動は届く ※7月4日発売日本初シングル「幸せならそばにある」カップリング曲8.幸せならそばにある ※7月4日発売日本初シングル9.거리에서(みちで~on the road~)アンコール10.두사람(二人)
★ソン・シギョン日本初シングル発売情報★タイトル:「幸せならそばにある」発売日:2018年7月4日M-1「幸せならそばにある」 作詞:松井五郎/作曲:Sung Si Kyung/編曲:冨田恵一M-2「鼓動は届く」 作詞:久保田洋司/作曲・編曲:岩田雅之<各オリジナル・カラオケ収録>初回盤【CD+ミニフォトブックレット】VIZL-1417 ¥1,667+tax通常版【CD】VICL-37417 ¥1,204+tax
ソン・シギョン日本オフィシャルWEBサイト http://sungsikyung.jp/
ソン・シギョン初の日本SHOWCASE TOURは、~春、君~というTOURタイトルにちなみ満開の桜の木を両サイドに配したステージで、2017年12月に発売した日本初アルバムのタイトル曲「Life is…」からスタート。伸びやかな歌声にぴったりの美しく情緒的なメロディと、“未来への希望とエール”を込めた優しい歌詞を感情込めて歌うソン・シギョンの姿に、1曲目から感嘆の声が会場に溢れる。
1曲の歌声で観客をうっとりさせたと思いきや、一言話し出すと雰囲気が一変。開演に遅れてきた観客を“なんで遅れたんですか?オープニングでフライングしたのに、、、これから先は普通にしか歌わないです。見られなくて残念でしたね”といじるなど、日本語を本格的に学び始めて本当に1年位?と疑いたくなってしまうほどの日本語のボキャブラリーと、持ち前のトークセンス発揮。
今回の日本ツアーではソン・シギョン自身の新人歌手として頑張る!という宣言通り、7月4日発売の日本初シングルリリースイベント、各地でのラジオ出演や取材などのプロモーション活動も同時並行で行う超ハードスケジュール。“新幹線で移動しているだけなのに時差ボケ状態のように身体が疲れてしまいます。体が移動するぞ。疲れるぞ。と思ってしまうんでしょう”と、自虐的に話す場面も。
SHOWCASEの2曲目は日本でも大ヒットした韓国ドラマ「シークレットガーデン」のOSTの「너는나의봄이다(君は僕の春だ)」 “君は暖かい僕の春なんだ”と春にぴったりの名曲を披露するとMCが登場。ツアーの期間中は体調を考えて禁酒をしていたそうなのだが、“スタッフに勧められた有楽町の小さな居酒屋で、体には絶対悪いという罪悪感を感じながらも、ハムカツにマヨネーズをつまみに、生ビールと、麦焼酎を2杯。僕にはスポーツ飲料で水分補給するくらいのイメージです”と笑顔で酒豪&グルメっぷりをアピール。さすが歌とトークのギャップが魅力ですよね。と褒められると“実は歌がうまく歌えた時より、トークで皆さんが沢山笑ってくれた時に幸せを感じ、その日のステージの満足感が増すんです”と衝撃的(笑)な告白で、さらに会場は笑いの渦に包まれた。
その後、ステージにテーブルと電子ピアノがセットされ、現在LINE LIVEで隔週金曜日22:00~配信中の「ソン・シギョンの見えるラジオ」再現コーナーへ。韓国語の歌詞をその場で日本語に翻訳しながら解説後、実際の歌を披露する放送と同様のスタイルで、自身7枚目のアルバムのタイトル曲「처음(はじめて)」、韓国でのファーストアルバムの収録曲「그리움(恋しさ)」、「외워두세요(覚えていてね)」の弾き語りをはさみつつ、この日の観客の皆さんからから集めたお悩み相談コーナーも再現。飲みすぎて記憶をなくしてしまうというお悩みには、”ここはアルコールクリニックではないですが、、、”と前置きしつつ、”なぜ酔うかというと速度が関係しているんです。重要です。急がずゆっくり飲むこと。混ぜないこと”と、かなり役立つアドバイスも飛び出した。さらに、即席Zeppでハングル講座も開講し、韓国語、英語、日本語が堪能なソン・シギョンならではの、的確で時にはスパルタな指導が展開された。
予定ではここで終わるはずの見えるラジオコーナーだったが、この日は特別に韓国ナンバーワンバラードの1つで歌うたびに泣きそうになると紹介した「편지(手紙)/原曲キム・グァンジン」を弾き語りで披露。ラジオのように、1対1で自分に語りかけてくれているように感じるアットホームなトークと、さすがの歌唱力での弾き語りを堪能できる贅沢な時間となった。
ラジオコーナーの後は今回のSHOWCASE TOURで初披露となった、7月4日に発売される日本初シングルのカップリング曲「鼓動は届く」、有名作詞家の松井五郎さん作詞、ソン・シギョン作曲のタイトル曲「幸せならそばにある」。日本初シングル「幸せならそばにある」は、“初”にふさわしく、さわやかで、華やかで、和やかな気持ちになるような美しい歌詞と、ソン・シギョンから日本の皆さんへの感謝の気持ちが込められた優しいメロディの楽曲。会場に心地よい風が吹いているようなステージになった。
本編のラストは、数々のソン・シギョンのヒット曲の中でも、ファンからの人気も高い名曲で高音の美声が光る「거리에서(みちで~on the road~)」さらに、アンコールでは、韓国で結婚式で歌われることの多いラブバラード「두사람(二人)」を披露。SHOWCASEとしては異例とも言える2時間半近い公演時間を通して、抜群のトーク力、サービス精神、頭の回転の速さ、歌のうまさなどソン・シギョンの数多くある魅力はもちろん、韓国でのレギュラー番組のオファーを断ってまで日本活動に集中したというソン・シギョンの本気が伝わってきた。ソン・シギョンの本気の日本活動の今後の展開が楽しみでならない、今回のSHOWCASEに参加した誰もがそう思わずにはいられない時間となったのではないだろうか。
『ソン・シギョンJAPAN 1st SHOWCASE TOUR 2018~春、君~』2018年4月7日(土)名古屋:Zepp Nagoya 2018年4月8日(日)大阪:ZeppNamba 2018年4月10日(火)福岡:イムズホール2018年4月11日(水)広島:広島クラブクアトロ 2018年4月15日(日)東京:ZEPP TOKYO 2018年4月17日(火)仙台:Rensa2018年4月19日(木)北海道:ペニーレーン24
◆2018年4月15日(日)東京:ZEPP TOKYO公演SETLIST1.Life is…2.너는나의봄이다(君は僕の春だ)3.처음(はじめて)4.그리움(恋しさ)5.외워두세요(覚えていてね)6.편지(手紙)/原曲キム・グァンジン7.鼓動は届く ※7月4日発売日本初シングル「幸せならそばにある」カップリング曲8.幸せならそばにある ※7月4日発売日本初シングル9.거리에서(みちで~on the road~)アンコール10.두사람(二人)
★ソン・シギョン日本初シングル発売情報★タイトル:「幸せならそばにある」発売日:2018年7月4日M-1「幸せならそばにある」 作詞:松井五郎/作曲:Sung Si Kyung/編曲:冨田恵一M-2「鼓動は届く」 作詞:久保田洋司/作曲・編曲:岩田雅之<各オリジナル・カラオケ収録>初回盤【CD+ミニフォトブックレット】VIZL-1417 ¥1,667+tax通常版【CD】VICL-37417 ¥1,204+tax
ソン・シギョン日本オフィシャルWEBサイト http://sungsikyung.jp/