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ハラを脅迫した元カレへの厳罰を求める声が殺到

THE FACT JAPAN 2018年10月5日 22時49分

歌手で女優ク・ハラが元恋人のチェ氏にプライベート動画で脅迫を受けていたことがメディアの報道で伝えられているなか、その「リベンジポルノ」による犯罪に対して厳しい処罰を求める声が殺到している。「リベンジポルノ」とは、別れた元恋人に復讐するために、その人の裸写真や性行為動画などを流出することを言う。

韓国メディアのDispatchは4日午前、チェ氏が性的関係中に撮影した動画でハラを脅迫したことを明らかにした。彼はハラと争っていた9月13日の夜、「芸能人人生を終わらせてやる」と言ってはハラの自宅をあとにした。その後、Dispatchの読者メール宛に「ク・ハラに関する情報あげますから電話ください。遅れたら他のところに渡します」「がっかりさせませんから」という内容のメールを続けて送っていた。一方でチェ氏は、スマートフォンのメッセンジャーを利用し2本の動画を続けてハラに送り、Dispatchはハラがチェ氏を止めるために自宅マンションのエレベーターの前で土下座で謝っている防犯カメラの映像を公開した。

この報道を受けて、韓国や日本をはじめ特にKARAを応援する各国のファンからは、ハラのことを心配する声が寄せられる一方、元恋人チェ氏への処罰を求める声が殺到し、韓国の大統領府(靑瓦臺)のホームページにある国民請願掲示板には、「チェ・ジョンボム以下、類似しているリベンジポルノ犯罪者たちを厳しく処罰してください」という請願が登録され、これに同意する参加者は現時点まで15万人を超えている。同請願への参加者が20万人を超える場合、大統領府はその請願に回答することになる。

韓国の性暴力処罰法第14条によると、カメラを利用して性的欲望または羞恥心を誘発させる他人の身体を、その意思に反して撮影したものを流出、販売、提供もしくは公然に展示、上映した者は、5年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金に処する。事後、その意思に反して(撮影当時の意思とは関係なく)撮影したものを公開した場合は、3年以下の懲役または500万ウォン以下の罰金に処し、未遂になっても処罰される。さらに、リベンジポルノを公開すると脅した場合は、脅迫罪の容疑を受けられる。韓国の刑法第283条によると、脅迫罪の場合3年以下の懲役または500万ウォン以下の罰金に処する。

一方、ハラの代理人を務める弁護士事務所の世宗は4日、「依頼人(ク・ハラ)は2018. 9. 27. 元恋人のチェ〇〇を性暴力犯罪の処罰などに関する特定法違反、脅迫および強要の容疑で告訴しました。チェ〇〇の犯罪容疑に対して迅速、徹底した捜査が行われることを願います」というコメントを発表した。しかし、これを受けてチェ氏と彼の代理人側は、動画が実存していることを認めつつ「動画を撮ると言ったのはハラの方だ。8割以上を主導的に撮った」とし「流出したり活用する目的があったなら、とっくにどうにかしているはずだ。動画を交渉に使う目的はなかった。相手側と話したとき、動画の存在は言ってない」と主張しながら「示談にする意思は今もある」と立場を伝えた。

THE FACT JAPAN

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