朝鮮の第11代国王・中宗の時代に「もし女性史官制度があったら?」という仮想の話を題材にした作品。その初めてとなる女性史官ク・ヘリョン(シン・セギョン)と王子イ・リム(チャ・ウヌ)のロマンスを描く。
会見で、初めて共演する感想を聞かれた二人。チャ・ウヌは「先輩と台本を読んだり、ロケで一緒に演技をするとき、とても相性が合っていると思います(セギョン照れ笑い)」とし「僕のことをすごく配慮してくださるのを感じていますし、先輩から学ぶことがたくさんあります。本当にク・ヘリョン役にぴったりだと思うし、息を合わせながら楽しく撮影させていただいています」と微笑みを浮かべた。
(ここで司会者から「ヘリョンに夢中になっているようですね?」と聞かれると、ウヌは「それはドラマでご確認ください」とウィットに富んだコメントで返す)
これを受けてシン・セギョンは「彼の前作(※「私のIDは江南美人」)で私の親友(※イム・ソヒャン「私のIDは江南美人」のヒロイン役)が共演したので、よくウヌさんの話を聞いていました。だから、そもそも私がルックス的に欲張るのは厳しいと思いました(一同爆笑)。そうして気にしなくなったら、むしろ楽になりましたね(笑い)」と笑いを誘いつつ、「このドラマは、そのような外見的部分以外にも見所がたくさんありますので、私たちはキャラクター同士の息を合わせるために心機一転しています。彼は自分のキャラクターにとても似合っていると思いますけれども、ウヌさんは私が今まで演じていた時代劇の典型的な人物たちとは違う、とても斬新で新しいものを与えてくれる方だと思いました」と絶賛した。
チャ・ウヌがブサイク!?
会見中には、チャ・ウヌに対し「ウヌさんは本当にハンサムだとよく言われていますが、プレッシャーはないですか?それとも、そのような賞賛をもしかして楽しんでらっしゃるのでは?」という質問があり、これについて彼は「(にっこりとしながら)とてもうれしいことではありますが、人にはそれぞれの個性があり色があると思います。僕の母は“あなたはブサイクだよ” “自惚れないで”ってよく言ってくれていますが(一同驚きながら爆笑)。だから、いつもそう言われながら育ったので、そんなことを聞くとうれしいです。人によって好みが異なるし、うれしい一方で、そう思われない方もいらっしゃると思います。だけど、今回このドラマで僕が引き受けたイ・リムは、外見的に表現されているところもあるけれど、視聴者のみなさんには、彼の成長過程に注目して見守っていただけたら幸いです」とコメント。今作で演じる配役への意気込みをみせた。
ドラマ「新米史官ク・ヘリョン」は、韓国の地上波MBCチャンネルにて17日夜8時55分よりスタート(毎週水木放送) ※日本ではNetflixにて放送予定
THE FACT JAPAN