MCは同グループのリーダーのスホ(SUHO)が務め、「コンサートを準備しながら、宿舎や車のなかでずっと聴きましたけれども、今日正式なステージを見たら本当にすばらしかったし、アルバムもきっといい成績を出せると思います」と絶賛。ユニットとしてデビューする感想を聞くと、チャンヨルは「デビューのときからやってみたいジャンルであったけれど、それをセフンと一緒に歌うことができて光栄に思っています」とし「このような機会を作ってくれたセフンとEXO-L(ファンの総称)に感謝します。EXOのメンバー皆はすごくチームワークがいいけど、個人的にセフンの声が好きで、二人が一緒にいるときに感じるケミストリーもすごくいいです」と微笑みをみせた。
これを受けてセフンは「決して軽い気持ちで作ったアルバムではありません。みなさんには癒し、幸せ、余裕を感じていただきたいです」とし「チャンヨル兄さんと一緒に曲を作りながら、より仲よくなりましたし、その過程は自分にとってとてもいい思い出にもなりました。このような機会が与えられたことに感謝したいです」と真剣な表情を浮かべた。続けて、修正のために5回にもおよんだレコーディングでのエピソードを明かしたセフンは「“ここまでやらなければならないのかな?”って思ったこともあるけれど、チャンヨル兄さんは自分の望みたちをすごく細かく書いてメールで送ってくれました。それを読んだら兄さんの思いと情熱を感じさせられ、僕自身も欲と愛着がわいてきました」と明かし、今回のアルバムで初めてプロデューシングに挑戦したチャンヨルは、セフンの話に感激の顔をみせながら「ありがとう。今度ご飯でもおごるね」と返した。
ここでスホが『線』という収録曲について一言。「セフンはたまに兄さんたちに対する線を超えるときがあるけど、この曲はそのようなセフンの一面が表れている曲だと思います。歌詞をよく読みながら聴いていると、セフンの本音や普段彼が言いたかった話がよくわかります」として笑いを誘った。
最後に、セフンはメンバーのカイ(KAI)に感謝の気持ちを示しつつ「この間のコンサートで、カイ兄さんが『What a life』のティザーをみながらリアクションビデオを撮ったそうです。それを聞いたら、僕らはひとりではなく“We are One”であることを改めて実感しました」とし、チャンヨルは「僕たちの気持ちと愛情を込めたアルバムだけに、たくさんの方に聴いていただき、共感していただければと思います」と呼びかけた。
ファースト・ミニアルバムとして発売された今回のデビュー作は、ヒップホップジャンルの全6曲入りで構成。明るくてポジティブなエネルギーを収めた「What a Life」、夏にぴったりと合う爽やかなメロディーの「ある、微かに(原題)」(Feat. Gaeko)、感性的雰囲気を醸し出す「呼べばいい(原題)」の3曲をタイトル曲(表題曲)にしている。
THE FACT JAPAN