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キム・テヒ、「牛のように誠実な役者になりたい、結婚はまだ...」

THE FACT JAPAN 2013年7月5日 11時23分


[スポーツソウル|チョ・ヒョンジョン記者] 「牛のように誠実な役者になりたい。結婚はまだ...」

女優キム・テヒ(33)が最近終了したSBSドラマ「チャン・オクチョン、愛に生きる」を通じて自身の演技人生のターニングポイントを迎えた。 2003年のSBSドラマ「スクリーン」でデビューして以来、初めての時代劇挑戦。それに朝鮮時代最高のファムファタールで知られたチャン・オクチョンを新しく解析した‘優しいチャン・オクチョン’に対する視聴者の負担。その影響でドラマ序盤、キム・テヒの演技力について議論が提起したり、視聴率もあまり上がらなかった。


しかし、キム・テヒは苦しい時間を送っただけにいっそう成長した姿だった。猛暑の中で40ヶ所もの報道機関を回ってインタビュー強行軍を行っているため、顔がもっと細長くなり、さらに8月までにはCMと写真撮影の日程が待っている。しかしキム・テヒは湧き出る演技への情熱を隠さなかった。
◇ファンから‘牛のように演技しなさい’って言われました。キム・テヒは、ドラマ終了の感想を、「最初はスケジュールが大変だったので、終わってすっきりした気持ちでしたが、今はさびしくなりました。他のスケジュールで忙しくてドラマ終了を実感しなかったが、暇になって寝る時間が多くなると寂しさが押し寄せてこないでしょうか」と表現した。キム・テヒはドラマのなかで、奴婢の娘に生まれ、ついに中殿(チュンジョン、王妃)の座まで上る役を演じた。愛のためにすべてを賭けたチャン・オクチョンはキム・テヒを成長させた。
"チャン・オクチョンは、純粋で平凡、そして情熱的な女性。一人の男と恋に陥り、愛を守って生き残るために悪行を犯したり悪女になったりもしたが、最終的には元の姿に戻り、愛する人と息子のために死ぬ人物です。そのようなキャラクターをまた演じる機会はなかなかこないと思います。私には非常に意味の深い役割でした」
時代劇特有のセリフのトーンと分量、移動距離の長い撮影現場など、決して容易でない作業だったが、演技の楽しさに目覚めるきっかけになった。キム・テヒは、「演技する過程で、いろいろ大変な経験をして、人間として、または俳優として多くのことを学びました。‘超俗の境’ということまではないけれども、人々の視線と評価に振り回されない精神力をある程度積みました。これまでは責任感で演技をやりましたが、今作では本当に楽しくしましたよ」と打ち明けた。
キム・テヒは、肉体的にも大変疲れて、カメラがない時には目を開ける力すらなかったが、いざ撮影に入ると瞬間的にエネルギーが生じ、チャン・オクチョンに没頭した。彼女は「まるで薬物のように力が出る経験をした」とその時を表現した。


キム・テヒは、「ドラマではファッションスターとして描かれて、華やかできれいな韓服(ハンボッ、朝鮮時代の伝統衣装)を思い存分着てみて、また、時代劇をすることになったら、もっときれいな韓服を着てみたいと思います」と時代劇の演技に意欲を見せた。

また、キム・テヒは次回作を早く決めたいという意欲も示した。「チャン・オクチョンのギャラリーファンがコメントやファンレターを集めて本に作ってくれました。‘牛のように働きなさい’という言葉が多くて、本当に力になりました。これまで賞賛も受けたが、批判も多く、‘人々は私の演技や作品が気に入らないか’と懐疑感がする時もありましたが、ファンが私の演技と作品、女優キム・テヒの姿を本当に応援しすし、期待してくれるということを感じました。休まず次回作に出演してすぐにお伺いするつもりです」

◇結婚はまだ少し時間が必要!キム・テヒは、俳優ウォンビン&イ・ナヨンの熱愛と歌手イ・ヒョリ&イ・サンスンの結婚ニュースに驚いたと語った。韓国を代表する美貌と知性を兼ね備えたトップスターだが、他のスターたちのニュースには一般人のように興味津々の姿だ。

「芸能人のニュースを聞くと、興味が沸きますよ。撮影場が目につくと、誰が演じるのかとうろちょろしますよ。ハハ」
今年1月1日にキム・テヒは、軍服務中の歌手RAINとの交際が報道され世間を騒がせた。ドラマ「チャン・オクチョン」の記者懇談会などでも「付き合ってます」と明らかにした。最近の芸能界トップスターたちの結婚のニュースが続々と聞こえており、結婚の計画を尋ねた。
キム・テヒは、「昔から幸せな家庭を持つことが夢でした。私、何でも遅い方だから結婚も簡単には決定できないと思います。もっと時間が必要ですね」と慎重に答えた。
チャン・オクチョンはドラマのタイトルのように愛に生きる人物だったが、キム・テヒは何に生きるか尋ねたところ、「宗教(カトリック)があって、人生の中心には神だと思います。信仰に生きるでしょうね」と述べた。

◇母が‘チャン・オクチョン’大ファンキム・テヒは、以前のドラマや映画で描かれたチャン・オクチョンをよく知らない10代の若者や中国ファンたちが「チャン・オクチョン」10話まで出てきた‘善良な’ オクチョンを気に入れていると語った。

「10代と50代の視聴者たちが‘チャン・オクチョン’を応援してくれるんですね。うちの母と母の友達も応援してくれましたが、最も大ファンは母でした。いつも夜10時に寝って朝5時に起きる母が、「チャン・オクチョン」が遅れて放送された日も夜12時過ぎまでに待って視聴しましたよ。特に普段、娘はもちろん他の俳優たちの演技力などになかなか褒めてくれない母が、初めて認めてくれて、胸がいっぱいでした」

次回作について、「『チャン・オクチョン』もそうだし、MBCドラマ『マイプリンセス』の時にも人々が私に新しい姿を期待することを感じました。これまで慣れた姿ではなく、‘あれが本当にキム・テヒなの?’と驚くほどユニークでキャラクタが強い役割を演じたいと思います。天然ぶりのキャラクターとか、我を忘れるくらいのキャラクターだったらいいと思います。ファンはロマンチックコメディを待っているが、深みがある新しいキャラクターだったらもっといいですね」と目を輝かせた。
キム・テヒは、どんな女優に記憶されたいかと聞くと、「人々が期待と信頼を持って私の作品を見ったらいいと思います。今はスターや有名人キム・テヒとして関心を寄せているが、より成長し発展して、作品の中で演じる人物として見てくださったらと思います」

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