[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] ポン・ジュノ監督の新作映画「雪国列車」が、チケット予約率65%を記録し、期待を高めた。
31日、韓国映画振興委員会の映画館入場券を管理する統合電算網によると、同日公開した「雪国列車」は、チケット予約率64.2%(午前9時基準)を記録し1位を占め、予約観客数は19万8063人にものぼる。2位はハ・ジョンウ主演作である「ザ・テロ・ライブ」で11.1%を記録した。1位と2位の差はなんと50%を超え「雪国列車」に対する圧倒的な支持を証明している。映画「雪国列車」は、ポン・ジュノ監督が設計した多国籍プロジェクト作品。人類は日々深刻となる地球温暖化を止めるために、最終手段としてCW-7という気象変化装置を作動するが、これはむしろ地球に氷河期を招いてしまう災難となる。人々は生存のため残酷な悪行にまで手を出すことになり、やがては人類最後の生存地域である列車だけが残る。同作には、「アベンジャーズ」でキャプテン・アメリカ役を努めたクリス・エヴァンス、「オルランド」「フィクサー」「ナルニア国物語」シリーズなどで有名な女優のティルダ・スウィントン、「ミッドナイト・エクスプレス」「ハリー・ポッターシリーズ」などでお馴染みなジョン・ハート、そして韓国の実力派俳優ソン・ガンホ、子役女優のコ・アソンが熱演した。
「雪国列車」は、当初8月1日から韓国で初公開する予定だったが、公開日を1日前倒にして7月31日に公開することになった。またアメリカとイギリス、南米などを含め世界167カ国で順次公開される。(日本公開日は未定)