[スポーツソウルドットコム|イ・ダウォン記者] 軍服務中に風俗店を訪問したことが発覚され、“芸能兵士論争”を巻き起こしたSE7EN(28、実名:チェ・ドンウク、一等兵)とサンチュ(31、実名:イ・サンチョル、一等兵)が、治療を目的でマッサージショップを訪問したことを証明するため、マッサージショップに出入りした証拠として、領収書を国防部監査官室に提出したことが分かった。
国防部内部監査結果報告書を閲覧した国会国防委員会所属の某議員室関係者は、8日、<スポーツソウルドットコム>に「サンチュの所属事務所YMCエンターテインメントと、SE7ENの所属事務所YGエンターテインメントが、芸能兵士関連の国防部監査調査で、治療を目的にマッサージショップを訪問したことを証明するために、入隊前後に出入りしたマッサージショップでの領収書を全て提出した」と明らかにした。この関係者は、「治療が目的な領収証なので、全て健全なマッサージショップから発行されたもの」とし「この資料は、監査報告書にも反映された」と説明した。実際公開された監査報告書には、「入隊前、A(イ・サンチョル、2012.10.30入隊)とB(チェ・ドンウク、2013.03.19入隊)は、主に深夜時間帯に、ソウルにある健全なマッサージショップを訪問した経験があり、Aは入隊後、外泊中にも2回(2013.05.26、06.08)に訪問」の詳しく記載されていた。これまで国防部が、SE7ENとサンチュのマッサージショップ出入りを“治療目的”と発表した理由も、ここに根拠があると見られる。この関係者は、「治療目的を証明するためとはいえ、領収書まで提出しなければならない状況が遺憾だ」と苦笑いをみせた。
一方、国防部広報支援隊の兵士たち(芸能兵士)の不誠実な服務実態は、SBS番組「現場21」による告発で、世間から大きな批難を受けた。その後国防部は、SE7ENとサンチュに営倉(懲罰房)10日間の処分を下し、“芸能兵士”制度は廃止した。また、現在服務中の元芸能兵士12人の中、SE7ENとサンチュを含む9人は、前防にある野戦部隊に配属させた。