[スポーツソウルドットコム|イ・ゴニ記者] 妻に暴力と脅迫を行い、車両には本人の許可を得ず位置追跡装置を違法で設置した容疑で、罰金700万ウォン(約64万円)刑を宣告された俳優リュ・シウォン(41)側が、完全な無罪が立証できるまで戦うという意思を示した。
リュ・シウォンの所属事務所であるR`sカンパニーは10日午後、韓国の各メディアに報道資料を配布し、昨日の宣告結果に対する立場を表明した。資料では「たとえ罰金刑が宣告されたとしても、本件はそもそも量刑の問題ではなく、リュ・シウォンの名誉と関わった問題だ。どんな場合でも暴力と浮気は一切なかった。悔しくて苦しい点もたくさんあるが、真実は必ず明らかになると信じている」と述べた。続いては、「民事訴訟を有利にさせるために、チョ氏は戦略的で意図的な夫婦喧嘩を誘導した。その上喧嘩の内容をこっそりと録音して刑事訴訟を起こしたと判断している」と主張した。また「相手は、刑事訴訟が行われる中で、リュ・シウォンは結婚生活中に浮気をしたと主張し、動画まで撮っていると憶測したが、後で証拠として提出したCDを観たら、2007年世間を騒がせた歌手A氏の名前を盗用したポルノだった。これはリュ・シウォンに対するとてつもない人身攻撃であり、こうしたことをずっと続けながら、数十億ウォンを求めている」と明らかにした。所属事務所は「今後の裁判過程で、相手側の偽証をはじめ全てのことを明かすつもりだ。現在チョ氏は裁判所の命令も無視し連絡さえ受けないまま、4ヶ月も娘に会わせてくれない状況だ。せめてこの部分は、完全な無罪が証明できるまで控訴する」と、最後まで戦う意志をはっきりした。
一方、リュ・シウォンとチョ氏は、刑事裁判とは別件で離婚訴訟が進行中だ。今月3日、二人の離婚調停は不成立となり、次の調停期日は近日指定される予定だ。