[スポーツソウルジャパン|編集局] 女優チェ・ジウ、俳優イ・ソンジェ主演のSBS新月火ドラマ「怪しい家政婦」」(脚本 ペク・ウンチョル、演出 キム・ヒョンシク、原作:「家政婦のミタ」)の3種類ポスターが公開された。
13日、「怪しい家政婦」の制作社は、主演チェ・ジウの単独カット2枚と、主役ら7人がテーブルに囲んでいる団体カット1枚のポスターを公開した。今回公開されたポスターには、まずチェ・ジウの単独カットが視線を引く。劇中家政婦のパク・ボクニョとして出演する彼女は、グレーのダウンジャケットに帽子をかぶっており、無表情でどこかを見つめているまなざしから、隠された怒りや悔恨が漂っているかのようで、凄まじい恐怖感までを与えている。それに「命じられたことは何でもします。私は家政婦のパク・ボクニョです」というキャッチコピーが、パク・ボクニョというキャラクター対する好奇心を誘発させる。
パク・ボクニョが一人で歩いていく姿を捉えたもう一枚のポスターも怪しい雰囲気が漂っており、気になるところだ。チェ・ジウが同じく帽子をかぶり、大きなカバンを持って歩く姿を、ここではドラマ撮影技法の一つである“オーバーラップ”と“ディゾルブ”を交差させた編集法を使って、独特なデザインで仕上がっている。原作と同じく彼女のカバンには、さまざまな物が収まっており、これは開けてはいけない“パンドラの匣”でありながらも、時には不幸な家庭を幸せに導く“希望のカード”として描かれる予定だ。
最後のポスターには、パク・ボクニョが働く家庭の亭主、ウン・サンチョル(イ・ソンジェ)の5人家族、いつもババを引き(うらら役)子供たちを守るユン・ソンファ(ワン・ジヘ)、そしてパク・ボクニョが四角のテーブルに囲んでそれぞれ無表情な顔をみせる。全体的に強烈でありながらも、切除されたモノトーンの雰囲気のポスターは、このドラマが今後展開していくストーリーを物語っているようだ。母親が亡くなってから危機に迫る家庭。無表情な顔の家族の後ろには、母親がいるべき場所に、パク・ボクニョがいる。そんな彼らの姿の下に、「危機の家族の前に、怪しい家政婦が現れた!」というキャッチコピーは、ドラマの全体的な内容を暗黙的に伝えている。
韓国版「家政婦のミタ」として、今年下半期ドラマの中で最も高い期待が寄せられるSBS新月火ドラマ「怪しい家政婦」は、来る9月23日から放送される。