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<日韓交流おまつり2013 in Tokyo> 開幕、安倍首相夫人も出席、「両国関係の改善期待」

THE FACT JAPAN 2013年9月22日 7時0分


[スポーツソウルジャパン|安・ビョンチョル記者] 日韓最大の文化イベントとして定着した「日韓交流おまつり」が東京日比谷公園で始まった。
21日、千代田区の日比谷公園では約500人の日韓関係者が出席する中、「日韓交流おまつり2013 in Tokyo」の開会式が行われた。同開会式には安倍晋三首相の昭恵夫人をはじめ、皇族として戦後初めて韓国を公式訪問した高円宮妃久子さま、岸田文雄外相などが出席し、メディアの注目を浴びた。最近、歴史認識や獨島(日本表記;竹島)問題で日韓関係がぎくしゃくする中、改善の糸口を探る日本政界の意味のある動きではないかという分析も。

李丙琪駐日大使はあいさつで、「民主主義と市場経済、人権など、普遍的価値を共有する韓国と日本は、21世紀機への旅を共にすべき大切な隣人であり友人である。最近の両国の関係は多少困難な時期を通過しているが、こうした時こそ、お互いのことを理解し、包容していこうとする努力がさらに重要である」と強調した。
岸田外相も、「2015年には日韓国交正常化50周年を迎える。隣国である韓国と日本の間には、時には困難な問題が発生することもある。今回の日韓交流おまつりを通じて国民間の交流をより活発にし、21世紀への旅を共にすることができる関係になることを願う」と文化交流を通じた関係改善を期待した。
日韓交流おまつりは、2005年の日韓国交正常化40周年を記念したイベントとして始まった以来、毎年ソウルで開催している。2009年からは両国が共につくりあげるという意味から、東京でも開催することになり、今年で5番目の開催。今回の「日韓交流おまつり2013 in Tokyo」は“共に笑い、ひとつになる祭りを”というスローガンで22日まで行われる予定だ。


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