[スポーツソルジャパン|安・ビョンチョル] ZE:Aが来た。9人の完全体としての来日は約2年ぶり。来月に日本ツアーと新アルバムの公開を同時に行い、その精力的な活動ぶりを久々に日本のファンに披露する予定だ。「3年以内に東京ドームに立つ」と大きな目標を明らかにして日本での進撃を準備する9人9色のZE:Aを<スポーツソウルジャパン>が10月30日、東京都内で直撃インタビューした。
●ミンウ
- 2011年 佐々木喜英、二階堂隼人とエンターテイメントユニット、3Peace☆ Loversを結成した。韓国人は一人で、プレッシャーもあったと思うが、3Peace☆ Loversの活動はどうだった?
「最初には本当に心配した。その時、僕の日本語の実力があまり良くなかったので、日本の方々と一緒に活動をするのが本当にできるのかと心配した。初めてZE:Aを離れて活動することもあって、3Peace☆Loversを結成は、デビュー以来最も深く、長く悩んだことだった。ファンの方々がどのように見てくださるのかも心配だった。それでも挑戦したいと思ってスタートした。今振り返ってみると、その挑戦ですごく自分に勉強になったし、それがきっかけになって成長したと思う。今年6月にアルバムをリリースしたが、ZE:A 5の活動と時期が重なって、多くの活動はできなかった。それが最も残念に思われる」
- 日本以外の外国でコンサートをしたら、どこで開きたいのか?「ヨーロッパに行きたい。SUPER JUNIORと少女時代の先輩たちがヨーロッパなどでコンサートを開く姿を見て、とても羨ましかった。1,2回くらいヨーロッパの舞台に立ったことがあるが、もっとたくさん行ってZE:Aのコンサートを見せてあげたい」
- ヘアスタイルが華麗だ。自分が演出したのか?日本女性のどのような姿で魅力を感じるか?「来るたびに思うことだが、日本には可愛い方が多い。特に礼儀が正しい女性が多くて、いつも他の人を配慮してくれるその姿を見ると、惚れてしまう。ヘアスタイルは、僕が直接演出する。もちろんヘアスタイラーの手を借りるが、コンセプトや色、スタイルなどは僕が主導的に意見を出す。今後も様々なコンセプトで皆さんの愛を受けたい」
●ケビン
- オーストラリア出身で、オーストラリアで3年間活動し、2007年にスター帝国に移籍した。デビューまで6年という長い時間がかかったが、大変な時期を耐えることができた原動力とは?「オーストラリアでは、マネジメント会社を通じて俳優活動をした。その後、韓国で練習生生活をしながらデビューを準備した。毎日練習ばかりしたことも大変だったが、オーストラリアで10年以上暮らしていたため、韓国の文化や礼儀などについてよく知らなくて、韓国での生活が練習より大変だった。しかし、メンバーたちと一緒に過ごしながら韓国の文化や韓国人の考え方などをたくさん教えてもらって、今は韓国の生活が十分楽になった。すべてがメンバーたちのお陰だ」
- 今回のタイトル曲『Step by step』の作曲に参加した。作曲の勉強はいつから始めたのか?今後の計画は?「大学時代から作曲の勉強をしていた。日本のアルバムに載せた『Lovely Day』が初の作曲曲だ。幸いにも多く方が愛してくださったおかげで、今回のアルバムにも作曲に参加することになって、さらにタイトル曲に選ばれた。今後も、ファンが楽しむトレンディー曲で、自分ならではの色が表れる音楽をみなさんにお見せしたいと思う」
- もし自分が女性になったら、メンバーの中で誰と付き合って見たいか?いない(笑)。一人を選ばなければならないと、グァンヒさんと付き合ってみたい。おもしろいし、ユーモアラスな面が多くて、いつも女性を楽しくしてくれると思う。それに、よく知られていないけど、グァンヒ君は意外にロマンチックな男だ。
●シワン
- ドラマ「恋愛を期待して」でBoAと初共演した。特にBoAとのキスシーンが話題になったが、大先輩BoAとの演技でプレッシャーはなかったか?「最初は本当に大きな負担になった。“アジアの星”と呼ばれほどBoA先輩は僕たちより多くの人々から愛されている大先輩だ。そういう大先輩との演技、それもキスシーンまであって、撮影前にすごく緊張した。とりあえず親しくならないと思ったが、BoA先輩が先に気を遣ってくれた。いたずらをしたり、話も先にかけてくださったりして僕の緊張感を解してくれた。演技についてもお互いにたくさん話し合うことができて、自然な演技を見せることができたと思う」
- ZE:Aは9人という大人数のチームにもかかわらず、今まで一度も不仲説が出たことがないことで有名。個人的にチームが団結できる理由は何だと思うか?「メンバー数が多いことが、団結して親しく過ごす原動力ではないかと思う。9人もいるので意見もさまざまで、下手をすると喧嘩に発展する。しかし、僕も不思議に思うくらいZE:Aは仲がいい。おそらく、メンバーそれぞれが大人数であることを認知した上で、どうすれば仲良く和気あいあいと過ごすことができるかについて常に考えて、ついにその方法を悟ったのではないかと思う。(笑)」
●ジュンヨン
- ZE:Aのリーダーだ。リーダーとして負担や困難な点があれば?「あまりにもメンバーたちの心がよく通じ合っているので、カムバックに対しては難しい点はなかった。今回のアルバムも、9人が2年ぶりに再び集まっただけに個人的にたくさん期待したが、幸いにも完成されたアルバムの全体的な雰囲気が良くできてとても気に入っている。ZE:Aの新しい姿を披露する機会になれると個人的にも期待するアルバムだ。リーダーとしては、メンバーたちがリーダーの待遇をよくしてくれるので、幸せ」
- 好きな日本のミュージシャンは?「長く愛される“長寿グループ”が好き。韓国では神話(SHINHWA)先輩、日本ではSMAPさんが代表的な長寿グループ。SMAPさんの『世界に一つだけの花』はZE:Aのコンサートなどでよく歌っている。この間、日本に来たときに嵐さんが14周年記念アルバムを発売したのを見た。このような日本の長寿アイドルグループさんたちを見ると、ZE:Aが進むべきの道を教えてくれるような気がして、とても尊敬している」
- 昨年5月に足の負傷で活動を中止し、今年の5月に再び舞台に戻ってきた。特に日本での公演は個人的に久しぶりになる。再び舞台に立つ気持ちやリーダーとしての感想は?「僕がいなかった時にZE:Aを守ってくれたメンバーに感謝している。率直に、久しぶりの復帰で大きな負担を感じた。自分がよくやれるのかと心配もしたが、メンバーそれぞれがチームをリードしているし、それぞれの色でZE:Aのことをファンに知らせていることを見て、すごく安心した。少年から青年に成長したメンバーたちを見ると、一緒に大人の道を歩んでいるんだという気持ちになる。頼もしいメンバーがいっぱい居て、とてもありがたい」
●グァンヒ
-韓国で行きつけの店はあるのか?「ソウル・東大門に “ソラボル”という店がある。そこの“コッサル(꽃살)”の味が本当に美味しい。“コッサル”とは韓国焼肉の一種で、すでにこの店の味が日本にまで伝わっているみたい。日本の観光客がたくさん訪れているという。韓国に来たら一度寄って、その味を楽しむのが良いと思う。本当におすすめ。少し値段が高いが、一度食べてみる価値はある。ちなみに僕は、日本に来ると、トンカツとカレーをよく食べる。日本のトンカツとカレーは本当に最高」
-メンバー9人で一緒に休暇をもらってどこかに行くとしたら、どこで何をしたいのか?「一人で行くことはできないのか(笑)。ヨーロッパ旅行に行きたい。SUPER JUNIOR先輩たちはメンバーたちと頻繁に旅行を行って、旅行写真をネットにアップする。それが羨ましい。ヨーロッパは多くの人々が友人と一緒にバックパッカー旅行でよく行くところ。もし9人がスケジュールではなく、本当にリラックスしてどこかに旅行することができれば、マネジャーなしでお金はほとんど持たずにヨーロッパのバックパッカー旅行を一緒にしてみたい」
●ヒチョル
- ミニアルバム「Illusion」の発売記念ショーケースで、「国民グループになるのが目標だ」と語った。国民グループになるためにZE:Aが努力する部分があれば?「まず、“国民グループ”と呼ばれたグループを見てみると、国民がよく聴いて楽しむいい曲を発表した。もちろん個別活動でもいつも素敵な姿を見せようとものすごく努力した。個別活動とチーム活動で一生懸命に頑張って、ZE:Aだけの色を発して行けば、ZE:Aも国民グループと呼ばれる日が来ると信じている。
-自身の顔についてどう思う?ハンサムだと思っている?メンバーの中で個人的にハンサムだと思うメンバーは?メンバーたちと一緒にいると、自分がハンサムだったという気持ちにならない。みんな僕よりもはるかにハンサムだし、女性の方にも人気が高い。そのためか、イケメンとかハンサムとかの褒め話を聞いたことが最近あまりない。(ジュンヨンの証言) チャン・ドンゴン先輩の以前の姿をメンバーたちと一緒に見たことがある。目鼻立ちが鮮明で顔のラインが鮮やか。ヒチョルととても似ていると感じた。他のメンバーたちは、ヒチョルが今ではなく、90年代に芸能人をやったらきっと大スターになったはずだと冗談をしたりする。ヒチョルは時代を間違えて生まれたと(笑)。
●テホン
-最近Twitterで運動を始めたとつぶやいた。どんな運動をしている?日本で行きたい場所は?目標ができた。異種格闘技に出場したいという目標だ。一生懸命準備して入隊する前に、アマチュア大会に出場することが今の目標。日本で行きたい所は、富士Q。アトラクションが好きで、特に怖い物が大好き。日本の富士Qがその分野で有名だと聞いた。いつか時間が与えられれば、必ず行って思い切って楽しんできたい。
- 自分だけのストレス発散方があるなら?ストレスがたまっていると思ったら、運動したり、ラップの歌詞を作ったりする。運動も歌詞を書くのも、それだけに集中するようになって、他のことは考えられないからそういうことでたまっていたストレスがどんどんなくなる気がする。
[インタビュー①] 進撃するZE:A!!「3年以内に東京ドームに立つ!」