[スポーツソウルドットコム|キム・ハンナ記者] 俳優イ・ボムス(43)と少女時代のユナ(23)が、なんと20歳の年齢差を乗り越えて新しいカップルになった。
4日、ソウルのグランド・アンバサダーソウルホテルでは、KBS2TVの新月火ドラマ「総理と私」(脚本:キム・ウンヒ、ユン・ウンギョン、演出:イ・ソヨン)の制作発表会が開かれた。この日の制作発表会には多くの取材陣が集まり、「総理と私」に対する期待感を表わした。それもそのはず。ドラマでロマンスを繰り広げるイ・ボムスとユナの年齢差がなんと20歳であるからだ。
「総理と私」には、男女主人公が織り成す“恋愛”の完成度によって人気もともに上昇するロマンチック・コメディージャンルであるため、懸念と期待が混じた反応が多いのも事実。しかし、一度息を合わせた二人の“恋愛”は想像以上だった。デビュー以後初めて壊れるキャラクターを演じるユナと、若い総理という新鮮なキャラクターに挑戦するイ・ボムスは、意外な魅力を完成した。
ユナは、「イ・ボムス先輩と年齢差は大きく感じられない」としながら、「何事にも真剣なイ・ボムス先輩はセンスがとてもいい。笑いコードも似ていて、常に撮影現場では笑いが絶えなかった」と述べた。またユナは、「初めての撮影時にイ・ボムス先輩が総理の姿で登場したとき、“かっこいい”と思った」と言いつつ「撮影の前に好きな気持ちをうまく表現できるのかと心配もしたが、撮影をすればするほど心配なしに変わった」とイ・ボムスに対する愛情をみせた。イ・ボムスも、「ユナは本当に活発で、明るくて、元気だ」とし、「演技者たちのチームワークは、信頼と尊敬から出てくるものだと思う。体と心が元気なユナを見て、より深い話ができるようになった」とユナのことを絶賛した。
ドラマでロマンスを繰り広げる二人が披露するキスシーンにも関心が集中した。20歳の年齢差をどのように克服して、視聴者たちを共感させるキスシーンができるか。
イ・ボムスはキスシーンについての質問が続くと、「ユナとキスする相手は絶滅されるのか」と熱い関心に負担を感じたように冗談混じりで語った。彼は、「大学の教授であれ、軍人であれ誰にもキスはスイートなもの」としながら、「一生懸命に俳優人生を歩んできたように全力を尽くして彼女とのキスシーンに頑張る」と強調した。続いて、「まだ唇が触れるキスはなかった」と言いつつ、「初めてやったキスシーンではないが、今後ユナと描くキスシーンも期待してほしい」と語った。
イ・ボムスは、韓国建国以来の最年少総理となるクォン・ユル役を演じる。7年前に交通事故で妻を失った後、予測不可能なナム・ダウン(ユナ)と絡み合って、全国民の前で公開恋愛をすることになる。ユナは三流芸能情報誌の熱愛担当記者 ナム・ダウン役を演じる。心ならずも三流記者から首相の夫人に身分が上昇し、国務総理クォン・ユルとのロマンスを描いていく。「総理と私」は来る9日に韓国のKBS2TVより初放送される予定だ。