[スポーツソウルドットコム|イ・ゴンヒ記者] 妻への暴力及び脅迫、違法の位置追跡などの容疑で、罰金700万ウォン刑を言い渡された俳優のリュ・シウォン(41)が、控訴審判決に不服。大法院(最高裁判所)に上告したことが分かった。
リュ・シウォンの法定代理人である法務法人ユルチョンは6日、控訴審を担当したソウル中央地方法院(裁判所)の第5刑事部に上告状を提出した。リュ・シウォンの所属事務所の関係者は、<スポーツソウルドットコム>との電話取材で「上告審を進行することにしたのは事実だが、詳しい内容は法廷代理人側が準備しているので、正確には分からない」と伝えた。リュ・シウォン側が上告することで、以降の裁判は大法院で行うこととなった。近日中に担当裁判部が決まれば、公判期日も確定される予定だ。
一方、控訴審を担当した裁判部は、先月29日に行われた宣告公判で、被告(リュ・シウォン)と検事側の控訴をすべて棄却し、一審での判決をそのまま適用。リュ・シウォンは罰金700万ウォン刑を言い渡された。裁判部はリュ・シウォンの暴力容疑を認め「位置追跡を妻の車や携帯電話につけたことは、弁明にすぎない。決して正当化できないこと」と判決理由を説明した。控訴審が終わってリュ・シウォンは、「絶対諦めない」と上告意思を示した。