[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] 「僕たちのお姫様たちに捧げる歌です」
30歳を目前にしていても王子様だった。白いスーツを着たのがさらに白馬に乗った王子様のように見せた。韓国と日本を魅了した東方神起が26日、パーティーを開いてファンたちの前に立った。この日は二人が東方神起という名前でデビューしてから10周年になる日。ステージの上に立った二人は1万人のファンを熱狂させた。
東方神起は26日、京畿道(キョンギド)のあるキンテックスでSMTOWN WEEKの第四番目の走者としてステージに立った。21日のSHINeeをはじめ、22日は少女時代、24〜25日はf(x)&EXOに続いてバトンを受けたこと。東方神起はSMの“王子様”らしく、二人で会場をいっぱいに満たした。彼らを見るためにファンたちは寒さにもかかわらず早くから会場を取り囲んで、プラカードを掲げながらチャンミンとユノの名前を叫んだ。
二人の男は、ファンの愛に報いるように『Here I Stand』、『Sleigh Ride』をはじめ、キャロルメドレーで客席の目と耳をひきつけた。『My Little Princess』と『Believe」は品のあるハーモニーを成し、『Always With You』は甘美な声を披露して女性ファンを一気に熱狂させた。
チャンミンは、「いつのまにか10年になりました。ファンたちを見ると、社会に出て出会ったもう一つの家族のようです」と挨拶した。ユンホは、「多くの方々に、我々はまだ生きていることをお見せしたいです」と拳を握った。日本での単一公演で85万人の観客を動員した二人の男の言葉としては謙そんな発言だった。
デビュー10周年の日だから、二人のエネルギーは放電されることを知らなかった。2時間を越える公演中、チャンミンとユンホは、ステージを縦横無尽に走り回って熱い熱気に導いた。ソロのステージでユンホはサンタクロースに変身して自作曲のステージを広げた。また、直接買ったプレゼントを客席に投げた。チャンミンはNORAZOの『Wild Horse』を歌って魅力を吹きだした。二人のおかげで腹の皮を縒るほどの面白いステージだった。
エンディングが近づくと、ファンは目頭を赤らめた。東方神起は『魔法の城』を最後にステージから退場した。現場のファンは「愛してる」と言いながら「アンコール」の代わりに「東方神起」という名前を叫んだ。エネルギーを充電した二人は、『HUG』などのヒット曲を歌ってデビュー10周年の喜びを満喫した。