女優ソン・ヘギョの3年ぶりの国内スクリーン復帰作となる「ドキドキ私の人生」(監督:イ・ジェヨン)が、来月クランクインする。
最近まで中国映画「太平輪」(英題:THE CROSSING)の撮影のために、中国や台湾などを行き来しながら多忙なスケジュールを消化したソン・ヘギョは、来月から映画「ドキドキ私の人生」の撮影を開始する。この映画は、キム・エラン作家の同名小説を原作に、17歳で子どもを生んだ10代の夫婦が、先天性早老症になった息子の難病と戦う物語を描いている。劇中ソン・ヘギョの夫役には、俳優のカン・ドンウォンがキャスティングされた。制作陣は、カン・ドンウォンとソン・ヘギョの優れたルックスを、自然でリラックスした雰囲気に変えるのに力を注ぐつもりだ。芸能界でファッショニスタとしても有名な二人を、物語の集中度を高めるためには、普通の夫婦の姿を見せることが重要。特に劇中で逞しくて友達のような母親を演じるソン・ヘギョの場合、哀絶な母性愛を伝えるキャラクターであるため、外見は素朴に装うという。一方、制作関係者は、「母親を演じるソン・ヘギョの新しい姿に、きっとファンの皆さんも期待されているはずだ。17歳で母親になってしまった上に、息子の難病と戦う独特なストーリーがこの映画の見所だが、そんなキャラクターを、彼女は果たしてどんな演技でみせてくれるかが楽しみだ」と期待を寄せた。
ナム・ヘヨン記者