[スポーツソウルドットコム|eニュースチーム] “ヨ・ジングがチョ・インソンの空白を埋め尽くす?!”
俳優ヨ・ジング(17)が20億円規模のSFファンタジー大作映画「クォン・ボブ(拳法)」の男主人公に取り上げられている。5日、韓国映画関係者は、ヨ・ジングが映画「トンマッコルへようこそ」のパク・クァンヒョン監督の次期作「クォン・ボブ」の出演提案を受けて肯定的に検討中だと明らかにした。「クォン・ボブ」は、当初、俳優チョ・インソンの出演が有力視されたが、制作時期が遅れ、降板することになった。
ヨ・ジングの所属事務所側は、「確定したわけではないが、次回作として『クォン・ボブ』を念頭に置いている」と慎重な反応を見せた。「クォン・ボブ」は、来る8月から撮影をスタートする計画。
「クォン・ボブ」は、韓国最大の映画投資・配給社であるCJエンターテイメントと中国の大手国営投資配給社チャイナ・フィルム、中国のメジャー制作・投資社ペガサス&タイホエンターテイメントなどが手を組んで製作に参加している。韓国はもちろん、中国全域での封切りも視野に入れていた布石である。このため、製作費も20億円規模まで拡大した。
一部では、まだ10代の俳優であるヨ・ジングが、このような大作の主人公に務めるのは、まだ無理ではないかという指摘もある。しかし、映画「ファイ 悪魔に育てられた少年」で見せてくれた安定した演技力とスター性が、パク・クァンヒョン監督の支持を得たという。