厳しい経営状況が続いていることから、ＪＲ北海道は国に対し運賃の値上げを申請しました。
普通運賃は平均６．６％値上がりします。
（ＪＲ北海道 綿貫泰之社長）「輸送サービスの維持と競争力の向上を図るため、お客さんに費用の一部を負担いただきたく申請した」
ＪＲ北海道は２８日、国に対し普通運賃で平均６．６％の値上げを申請しました。
札幌を起点とした場合、新千歳空港までの普通運賃は８０円値上がりし１２３０円になります。
初乗り料金は１０円値上がりし２１０円になります。
定期運賃は普通運賃の改定に加え、割引率が見直されるため平均で１８．９％値上がりします。
特急料金と指定席料金は値上げされないということです。
（ＪＲ北海道 綿貫泰之社長）「物価含めて高騰している中で、私たちとしても心苦しいが、利便性向上の施策もあわせて行っていきたい」
運賃の値上げは２０１９年以来で、消費税増税をのぞき今回が３回目です。
運賃は来年の４月１日から改定される予定です。