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【続報】両親がコメント 小5からいじめ被害を訴えるも…自殺中1両親が札幌市を提訴

STVニュース北海道 2024年7月5日 16時25分

札幌市内の中学1年生の女子生徒が、いじめを受け2021年に自殺した問題で、女子生徒の両親が札幌市に対し、およそ6500万円の損害賠償を求め札幌地裁に提訴しました。

札幌地裁に訴えを起こしたのは、いじめを受け2021年に自殺した、中学1年生の女子生徒の両親です。

訴状などによりますと、札幌市立の中学校に通っていた女子生徒は、小学5年生のころからいじめの被害を訴えていたにも関わらず、学校の教員らがいじめの防止措置を怠り自宅で自殺したとして、両親が札幌市に対しおよそ6500万円の損害賠償を求めています。

訴えに対し札幌市教育委員会は、訴状が届き次第対応を検討するとしたうえで「悲しい事故を二度と起こさないよう、未然防止に誠心誠意取り組んでいく」としています。

今回、原告の両親は、次のようにコメントを寄せています。

「娘は、同級生たちからいじめられ、学校の先生にもいじめられていると訴えても助けてもらえなかった。」(母)

「できるだけ調査報告書の内容を広く開示するよう要望していたにも関わらず、2023年12月の会見では、必要以上にマスキング処理された調査報告書を開示し、あたかも私たちの意向を反映しマスキング処理されたなどと事実と異なる発言をされたことについても唖然とし、憤りを感じた」(父)

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