女性3人が死亡した小樽の飲酒ひき逃げ事件から7月13日で10年です。
札幌や旭川では飲酒運転の根絶にむけた決起大会や交通パレードが開催されました。
7月13日の「飲酒運転根絶の日」を前に、2024年7月12日に開かれた決起大会には、鈴木知事や道警の伊藤本部長などが出席しました。
「飲酒運転根絶の日」は、10年前の小樽市で女性3人が死亡した飲酒ひき逃げ事件を受けて道が定めました。
大会では「飲酒運転をしない、させない、許さない」などを合言葉に、飲酒運転の根絶にむけた思いを高めていました。
(鈴木知事)「痛ましい事故の記憶を決して風化させてはなりません。オール北海道で皆さまと共に粘り強く取り組んでまいります」
一方、旭川でも「飲酒運転根絶の日」を前に、警察と郵便局が合同で交通安全パレードなどを開催しました。
警察によりますと、2023年の飲酒運転の事故件数は86件と、ここ数年横ばいの状態で、警察は飲酒運転の根絶を強く呼びかけています。