北海道浜中町の教育委員会は、中学校の20代の男性教諭が飲酒運転で検挙されたと発表しました。
教諭は14日、約80キロ離れた釧路市内の繁華街で、午後4時頃から同僚4人と10時間に渡って飲食店4軒で酒を飲みました。
同僚と別れた教諭は、駐車場に停めていた自家用車に1人で戻って8時間ほど仮眠し、自宅に帰るため300メートル運転したところで、警察官に停止を求められたということです。
教諭はサワーやハイボールを5~6杯飲んだと話していて、警察の呼気検査ではアルコール濃度の基準値0.15mgを超える0.2mgが検出されました。
一緒に飲酒していた同僚4人は、ホテルに宿泊したり、釧路市内の実家にタクシーで帰ったりしていました。
検挙された教諭は、町教委の聞き取りに対し「時間も経ったので酒は抜けたと思った。申し訳ない」と反省し、出勤せず自宅待機しているということです。
佐藤健二教育長は「全道一丸となって飲酒運転の根絶に向け取り組んでいるなか大変遺憾であり、児童生徒や保護者、町民にお詫び申し上げます。詳細を確認し厳正に対処します」とコメントを発表しています。