北海道苫小牧市の公園で、保育園児9人が“クロスズメバチの仲間”とみられるハチに刺されました。
ハチの巣は駆除されましたが、市は引き続き注意するよう呼びかけています。
(警察)「本日、小さめのハチに刺された方が複数名います」
これが園児9人を刺したハチです。
苫小牧市などによりますと“クロスズメバチの仲間”とみられるということで、巣は土の中にありました。
17日午前10時半すぎ、苫小牧市末広町3丁目の公園で、園児18人を遊ばせていた保育園の関係者から「幼児が数名ハチに刺された」と消防に通報がありました。
消防によりますと、5歳から6歳の園児9人がハチに刺されましたが、いずれも軽症で病院へ搬送されたということです。
苫小牧市によりますと、園児がハチの巣の近くを通った際に刺されたということです。
巣は業者によって駆除されました。
(駆除した業者)「数的にはけっこういますね。キイロスズメバチよりかは毒性は低いんですけど、刺してくるのは刺してくる」
苫小牧市は、巣の付近を中心に公園の一部を19日まで封鎖する予定で、「巣のあった場所に戻ってくるハチもいるので、2~3日は近くに行かないようにしてほしい」と呼びかけています。