札幌・北警察署は23日、住所不定の自称・飲食店従業員の男(29)を窃盗の疑いで逮捕しました。
男は2022年4月ごろ、当時医療事務員として勤務していた札幌市北区の薬局で、閉店時に売り上げ金を精算する際、現金3万円を盗んだ疑いが持たれています。
2022年12月に薬局の運営会社から「元従業員が会社の売り上げを横領していた」と警察に相談があり事件が発覚しました。
警察によりますと、男は犯行後に事件の発覚を遅らせるような不正な返金処理をしていたということです。
調べに対し「売上金を盗んだことは間違いありません」と容疑を認めています。
会社側からは500万円以上の被害の申告があり、警察は男に余罪があるとみて追及しています。