十勝のJA大樹町で、顧客の定期貯金を勝手に解約し、現金を盗んだ罪に問われている元職員の女の初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。
窃盗の罪に問われているのは、JA大樹町の元職員・仲沢明穂被告です。
仲沢被告は、2024年1月と2月に顧客2人の定期貯金を勝手に解約し、合わせておよそ1000万円を盗んだとされています。
2日の1回目の裁判で仲沢被告は起訴内容を認めました。
検察は仲沢被告が、ブランド品購入などのため1日で180万円を使うこともあり、借金返済に困り犯行を思いついたと指摘しました。
仲沢被告は別の顧客7人に対しても同様の手口で金を盗んだとして起訴されています。
JA大樹町によると、被害総額は6700万円に上るということです。