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五輪王者の貫禄!圧巻の大ジャンプ!小林陵侑が今季サマー初戦で優勝!

STVニュース北海道 2024年8月4日 16時55分

札幌サマージャンプ3連戦の最終日、

大成建設チャレンジカップ2024が

大倉山ジャンプ競技場で行われた。

注目を集めたのは、今季初戦にのぞんだ小林陵侑。

風に恵まれ、多くの選手がK点(123m)超えのジャンプを連発する中、

日本のエースはレベルが違った。

1回目で、ヒルサイズを超える141.5mのビッグジャンプ!

飛型点も審判全員が19点以上をつけ、

今季初戦とは思えぬ精度の高いジャンプで観客を大いに沸かせた。

続く2回目。

本人は「風がなくなり、力みが出た」と反省したが、

それでもK点越えの126.0m。

昨季W杯総合ランキング2位の小林陵侑が、

圧倒的な力の差を見せつけ、サマー初戦で優勝を飾った。

小林陵侑選手

「難しい風の試合だったが、1回目のリードもあり、

勝ち切ることができて良かった。」

「2回目は、少し踏切に気持ちが入ってしまった。

直前にゲートを下げた後に風が止まってしまったが、どうにかなって良かった。」

「今季初戦なので、落ち着いて自分のパフォーマンスをすることを目指した。」

「今季の目標はいつもと変わらず、まずはW杯1勝を目指していきたい。」

今回のパリ五輪では特に柔道に注目していたという小林陵侑。

今週には現地に向かい、

男子サッカーやバスケットボールの決勝を生観戦し、

冬季五輪金メダリストとして

その刺激を大きな力に変えるつもりだ。

〈男子〉

優勝:小林陵侑(TEAM ROY)268.0

2位:竹花大松(土屋ホームスキー部)254.3

3位:小林朔太郎(雪印メグミルクスキー部)241.8

4位:葛西紀明(土屋ホームスキー部)239.7

一方、女子では、

昨季W杯で2勝を挙げた伊藤有希が

2回目で136.5mの会心のジャンプを見せ、

3日札幌市長杯に続き、2連勝を飾った。

〈女子〉

優勝:伊藤有希(土屋ホームスキー部)240.3

2位:勢藤優花(オカモトグループ)216.0

3位:丸山希(北野建設SC)195.3

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