“ひき逃げ”で捜査 女性の死因は事故前の外傷性ショックと判明 直前に歩道橋から転落か 札幌

札幌市東区で8月20日深夜、路上に倒れていた女性（65）が車2台に相次いでひかれた事故で、警察は女性の死因が、事故発生前の負傷による「外傷性ショック」だったと発表しました。

警察によりますと、女性は2台の車にひかれる前に歩道橋から転落したとみられていて、その際に全身を強く打ったことが致命傷になったということです。

当初、女性をひいた2台目の乗用車が立ち去っていたことから、警察はひき逃げ事件とみて捜査していましたが、運転していたのが80代男性と分かり、22日に話を聞いたということです。

警察は、この男性について事故不申告や安全運転義務違反を視野に捜査するほか、最初に女性をひいたタクシーの70代男性についても安全運転義務違反の疑いで調べています。