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引退したリゾート列車「ノースレインボーエクスプレス」 解体中に出火 JR北海道・苗穂工場

STVニュース北海道 2024年8月23日 18時49分

JR北海道の苗穂工場で23日朝、列車の車両が燃える火事がありました。

火が出た車両は、2023年に引退したリゾート列車「ノースレインボーエクスプレス」で、解体作業中に火が出たということです。

車両の窓から立ち上る黒煙。

ときおり火花が飛び散る様子も確認できます。

火事があったのは、札幌市東区北5条東13丁目のJR北海道の苗穂工場です。

午前9時半ごろ「解体中の車両から一時出火した」と消防に通報がありました。

(藤得記者)「奥に見える白い車両から煙が出たとみられます。消防と職員による確認が続いています」

作業がとまり、車両を見つめる職員。

火が出ていたのは、リゾート列車の「ノースレインボーエクスプレス」でした。

「ノースレインボーエクスプレス」は、1992年に運行が始まったJR北海道のリゾート列車。

窓が大きく、車窓からの眺めを楽しめる列車でしたが、2023年に惜しまれつつ引退していました。

今回の火事は、この車両の解体作業中だったということです。

けが人はいませんでしたが、トイレや天井などを焼損しました。

警察によりますと、解体作業中にバーナーを使っていたということで、当時の状況を詳しく調べています。

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