札幌・北警察署はきょう(2024年8月28日)、札幌市北区に住む15歳の少年を無免許運転の疑いで逮捕しました。
少年は7月28日午後3時40分ごろ、札幌市北区の道路で原動機付自転車を無免許で運転した疑いがもたれています。
警察によりますと、7月28日に騒音苦情が複数あり、パトカーが現場周辺に向かいました。
原付バイクに乗っている少年を発見しましたが見失い、周辺をパトロールしていたところ、少年が住むアパート前に同様の原付バイクを発見しました。
付近にいた少年に話を聞いたところ「先輩のバイクで俺のじゃない」などと運転したことを否認しました。
その日はその後も複数回、警察に同様の通報があり、そのたびに現場へ向かった警察が少年に話を聞くことを繰り返しましたが、警察官が少年の無免許運転を現認できない状態が続いていました。
しかし、その後の捜査で、少年が運転していたことを証言できる人物を発見し、事実確認が出来たため、1か月後に逮捕に至りました。
少年が乗っていた原付バイクは保護者の所有物ではなく、盗難バイクでもないことが確認されていますが、なぜ少年が持っていたのかは分かっていません。
少年は「何度も運転しているから、その日運転していたかどうかはいちいち覚えていない」と話しています。