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授業で小6女子おぼれ意識不明 プールでなにが?市教委が会見…クロール練習中 北海道北広島市

STVニュース北海道 2024年8月29日 18時37分

市民プールに貼られた規制線。

2024年8月27日から2学期が始まったばかりの小学校では水泳の授業が行われていました。

(山岡記者)「北広島市内のプールです。こちらのプールで学校の授業中に女子児童がおぼれたということです。」

(プールの管理者からの通報)「プール授業中におぼれたので救急車をお願いします」

29日午前9時半ごろ、北海道北広島市白樺町3丁目の市民プール「白樺プール」で小学6年生の女子児童がおぼれる事故がありました。

どのような状況で、女子児童はおぼれてしまったのか―

北広島市教育委員会が、先ほど会見を開きました。

(北広島市教育委員会 吉田智樹部長)「心肺、脈拍は戻りましたが、意識が戻っていないということがわかりましたので、訂正しておわびを申し上げます。」

意識が戻ったという情報もありましたが、女子児童は意識不明のままだということです。

プールを訪れていたのは、北広島市立緑ケ丘小学校の小学6年生の2クラス・39人です。

当時の状況については―

「7レーンにおいて、当該児童と、発見者となります児童の2人が並走して泳ぎ、ゴールをしたのちに、発見した児童が当該児童のプールに上がってこないことに気付き、すぐに指導者に伝えた」

女子児童は25メートルを泳ぐ練習をしていました。

クロールで泳いでいたところ並走していた児童が女子児童がおぼれていることに気付きました。

当時、教員などは4人いましたが、1人がプールの外で監視をし、残りの3人はプールの中にいたということです。

(北広島市教育委員会 鹿野秀一理事)「危機管理マニュアルや水泳指導のあり方について、各学校で徹底していくのは当然だが、市教委として水泳授業おあり方についてマニュアルや指導資料を作成し、徹底していかなければならない」

授業中に突然起きた痛ましい事故―

市教委は、市内の全小学校の水泳授業を一旦停止し、児童の心のケアや、おぼれた原因を引き続き調査するとしています。

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