北海道の道央道で14日、高速バスが炎上した火事で、走行中にエンジンオイルの油圧に異常があったこと知らせるブザーが鳴っていたことが新たに分かりました。
バスを運行していた北海道中央バスによりますと、バスが炎上する前に、運転席にあるエンジンオイルの油圧計の異常を知らせるブザーが鳴っていたということです。
14日朝の点検で異常は確認されていませんでした。
この火事は14日午後5時ごろ、恵庭市の道央自動車道・北広島ICと恵庭IC間で、札幌市北区の北24条から新千歳空港に向かっていた高速バスが炎上しました。
バスには乗客12人と運転手1人が乗っていましたが、全員避難して無事でした。
警察によりますと、バスの運転手は「エンジン付近でオイルが漏れていて火が出た」などと話していて、警察などが出火原因を調べています。