原子力規制委員会による北海道電力・泊原発の現地調査が2日間の日程で始まりました。
初日のきょう(2024年10月24日)は原発敷地内やその周辺の、地質構造などを確認しました。
きょう(10月24日)から始まった泊原発の現地調査には原子力規制委員会の委員ら12人が参加しました。
泊原発の運転再開には規制委員会の審査に通る必要がありますが、2013年の申請以降、再稼働が認められない状況が続いています。
原発の北西側の敷地内を南北に走るF1断層について規制委員会は活断層ではないとの北電側の説明を「概ね妥当」と評価していますが、この日は改めて9月に就任した山岡耕春委員が現地を確認したほか、周辺の海岸地形も調べました。
( 山岡耕春・原子力規制委員会委員)「私としては今まで審査、審理されてきたことを確認した、納得した」
規制委員会による現地調査は25日も行われ、原発周辺の火山の影響を調査する予定です。