札幌市の2024年の雪対策が発表されました。
予算は過去最大の278億円。
寒暖差でできるザクザク路面への対応強化などの対策が盛り込まれています。
(札幌市建設局土木部 大野直樹雪対策室計画課長)「全体で約278億円となっております」
札幌市が計上した2024年度の雪対策に関する予算は、過去最大となる278億円です。
とけた雪が再び凍ってできるザクザク路面への対応を強化するとしています。
2023年度、市への除排雪に関する苦情は3万件を超え、その3分の1はザクザク路面についてでした。
(札幌市建設局土木部 茂木秀則雪対策室長)「今シーズンから気象予報などをふまえ、予防保全的な対応を行うことでザクザク路面の発生を抑制するよう努める」
日ごろから道路の圧雪の厚みを薄くすることで、ザクザク路面をできにくくします。
また、引き続き大雪の際の排雪作業の前倒しと強化を図ると共に、凍結路面での歩行者の転倒防止のための砂箱を68か所増やし、1857か所に設置するとしています。