札幌・北警察署は2024年10月30日、窃盗の疑いでアフガニスタン国籍のいずれも自称千葉県のアルバイト従業員の男(35)を逮捕しました。
男は共犯者と共謀したうえで、2024年3月12日午後7時49分ごろから同月13日午前0時9分ごろまでの間、江別市江別太の会社敷地内において、普通貨物自動車1台など103点(時価合計約651万3500円相当)を盗んだ疑い。
また、3月12日午後10時37分ごろから同月13日午前0時37分ごろまでの間、岩見沢市志文町の会社敷地内において、普通貨物自動車など4台(時価合計約718万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
被害にあった会社はいずれも、自動車買取や自動車部品の輸出業を行う会社です。
3月13日午前9時ごろ江別市の会社関係者から「会社のトラックが盗まれた」と警察に通報。
また、同じ日の午前9時半ごろ岩見沢市の会社関係者から「敷地に駐車していたトラックが盗まれた」と警察に通報があり事件が発覚しました。
男は江別市の会社からは無施錠でエンジンキーをさしたまま駐車してあったトラック、無施錠のコンテナ内から車両用の触媒約100個、駐車中の貨物自動車に外付けされていたバッテリー2個、屋外用の軽油タンクから軽油50リットルを盗みました。
岩見沢市の会社からは施錠中のトラックと、そのトラックに積載されていた軽自動車3台を盗んだということです。
警察によりますと、すでに逮捕されていた共犯者のアフガニスタン国籍の男4人の供述などから今回の男の逮捕に至ったということです。
男は逮捕されていた4人のうち、2人と知人でした。
捜査に支障があるとして、警察は男の認否を明らかにしていません。
警察は他に共犯者がいないか調べるとともに、動機や事件の経緯について詳しく捜査しています。