北海道・留萌警察署は2024年11月1日、留萌振興局管内でSNS型ロマンス詐欺事件が発生したと発表しました。
被害にあったのは、留萌振興局管内に住む60代の男性です。
警察によりますと、8月27日、男性のFacebookに日本人女性を自称する者からダイレクトメッセージが届き、2人はやり取りを始めました。共通の趣味の話題などで盛り上がり、男性は日本人女性を自称する者に対し好意を抱くようになりました。
やり取りの中で金の投資の話になり、連絡手段をLINEに移行すると、男性は投資グループを紹介され、9月12日から10月29日までの間、複数回にわたり、指定された銀行口座に現金合計約9000万円を振り込み、だまし取られたということです。
10月30日には、税金や保険料がかかるとして800万円を要求されましたが、男性は金投資以外の金を要求されたことに違和感を持ち警察へ相談したということです。
警察は、SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察に相談するよう呼び掛けています。