2024年4月に実施された全国一斉の学力テストの結果を分析した報告書が公表されました。
北海道は、小学校の国語や中学校の数学で全国平均との差が縮まる改善傾向がみられます。
2024年4月に実施された全国一斉の学力テストは、小学6年生と中学3年生が対象で、国語と算数または数学のテストを受けていました。
中学校の国語は全国平均とほぼ同水準の0.5ポイント差となったほか、2023年と比べ、小学校の国語は0.5ポイント、中学校の数学は0.2ポイント差が縮まるなど改善傾向がみられました。
一方、小学校の算数は2023年と比べ1.3ポイント全国との差が広がっています。
道教委は、各管内ごとの平均正答率の分布などを詳しく分析し、今後の取り組みをそれぞれの地域にあわせて工夫・改善していくとしています。