プロ10年目、28歳の淺間大基選手。
負けたらシーズンが終わるCSファーストステージ第2戦。
延長10回にサヨナラ打を放ち、ファイナルステージ進出に貢献。
そのサヨナラ打の裏側を語ってもらいました。
(淺間大基選手)「2アウトから(清宮)幸太郎がでヒットで繋いでくれて、一瞬冷静になって、サヨナラあるな…と。そこから本当に集中して(コースの)目付け。狙い球。あとはタイミングを合わせるだけ。映像は覚えているが音は聞こえていなかった。歓声はかき消されていた。みんなが来たぐらいでわ~と聞こえた。ひたすら興奮した」
2014年、ドラフト3位で名門・横浜高校から入団した淺間選手。
ルーキーながら1軍で活躍を見せましたが、度重なるケガに泣き、思うような結果を残せずにいました。
外野手として守備に自信を持つ一方、考えたのは打撃面での個性です。
(淺間大基選手)「チームにホームランを打てるバッターがいるので、自分がいいアクセントになれば打線も繋がると考えた」
新庄監督から試合前によくかけられた言葉がありました。
(淺間大基選手)「期待してないからとりあえず2回出塁して!と監督なりの緊張ほぐし?やりやすくしてくれた」
新庄監督の続投も決まり、浅間選手は来シーズンを見据えています。
(淺間大基選手)「怪我ばかりで監督の力になれていないと思っているので、しっかりとまずは1年間戦い抜いて、そしたら結果はおのずとついてくるという気持ちでやりたい」