プロ2年目・金村尚真投手。
シーズン序盤は中継ぎとしてリリーフ陣を支えると、5月以降は先発ローテーションの一角として、自己最多の7勝をマーク!
6年ぶりのクライマックスシリーズ進出に貢献しました。
(金村尚真投手)「チームとしても2位で終わることができましたし、個人としても防御率が2点前半だったので、いいシーズンを迎えられたんじゃないかなと思います」
飛躍した今シーズン。
その裏にはある選手の存在がありました。
(金村尚真投手)「スライダー、カットボール、曲げる系はだいぶ(伊藤)大海さんに教わっていますし、今も分からないことがあったらすぐ聞きに行く」
エース・伊藤大海投手の存在です。
2月の春季キャンプでは伊藤投手から変化球を学ぶ金村投手の姿がありました。
そこで学んだ変化球を武器に相手バッターを翻弄。
確かな手ごたえを感じたと言います。
(金村尚真投手)「ほぼ大海さんに教えてもらったものを使っていましたね。落ちる球だけだったら一軍で長く活躍できないなと感じていたので、そこはたくさん聞きました。すごくありがたかたいですね」
さらに2024年、成長を実感した試合が…
それは、負ければシーズンが終わるクライマックスシリーズファーストステージ第2戦。
大事なマウンドを任されました。
(金村尚真投手)「負けたら終わりの試合でしたし、チームとしてもCSファイナルに大海さんを投げさせようという思いで挑んだ試合でもあったので、一年間で一番緊張しましたし、一番結果を残さないといけない試合」
絶対に負けられないと意気込んだ試合は7回途中2失点、その後のサヨナラ勝利に大きく貢献しました。
(金村尚真投手)「あそこで投げられたっていうのはすごい僕の中で成長した試合だったなと思いましたし、キャッチャー田宮とも話して集中して投げた試合だったので、これからの野球人生の中で生きてくるんじゃないかなと思いますね」
大舞台も経験し、大きく成長した金村投手はすでに来シーズンを見据えています。
(金村尚真投手)「しっかり開幕ローテーションに入って、自分の目標は10勝以上。CSファイナルでソフトバンクにやられてすごく悔しい思いをしましたし、来年はリーグ優勝を目指して頑張っていきたいと思います」