北海道・釧路海上保安部はきょう(2024年11月15日)、20代の男性職員が不正に特別休暇を取得したとして懲戒処分(減給1か月・20分の1)にしたと発表しました。
職員は「母親が亡くなった」と嘘を言い、10月1日から5日間、休暇を取得しました。
ところが休暇が終わっても職員が出勤せず、連絡もつかないことから実家に連絡すると、亡くなったはずの母親が電話に出たため、不正が発覚したということです。
職員は海保に入って2年目で、聞き取りに対し「任務が自分に合わなかった」として不正を認め、処分後に辞職しました。
本田浩二釧路海上保安部長は「虚偽申告により不正に特別休暇を取得するという公務員としてあるまじき規律違反を犯したことは誠に遺憾。真摯に受け止め職員に対する指導を更に徹底し、再発防止に万全を尽くします」とコメントを発表しています。