北海道・道北の名寄警察署はきょう(2024年11月19日)、上川総合振興局管内で架空料金請求詐欺が発生したと発表しました。
被害にあったのは70代の男性です。
警察によりますと、16日、男性の携帯電話に通信会社をかたるショートメッセージが届きました。
男性がメッセージに記載されていた連絡先に電話したところ、通信会社社員を名乗る男から「未納の料金があり裁判にかけられている」「49万8千円を支払い、審査に通れば47万円が返ってくる」などと言われました。
18日、男性の携帯電話に別の電話番号から電話があり、男性は指定された口座に5回にわたって現金約50万円を振り込み、だましとられました。
男性は詐欺被害にあったと気づいていませんでしたが、男性が銀行に行ったことを聞いた娘が詐欺だと気づき、名寄警察署に通報して発覚しました。
警察では、通信事業者を名乗る者から電話で現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察に相談してほしいと呼びかけています。