北海道・道東の中標津警察署はきょう(2024年11月20日)、業務上横領の疑いで羅臼漁協の元職員の男(41)を逮捕しました。
男は販購買課長として勤務していた2023年9月ごろ、保管・管理していた特産の「天然元揃らうす昆布」3箱(約45キロ)を、仲介業者に15万6600円で売却し、横領した疑いが持たれています。
漁協の関係者が地元の駐在所を訪れ、「倉庫の在庫が記録と合わない。横流しされたか盗まれたかもしれない」と相談して捜査が始まりました。
3年ほど前から保管・管理の業務に従事していた男は、調べに対し「売ったことは間違いないが量は覚えていない」と容疑を認め、既に漁協を辞職しています。
警察は、他にも売った可能性があるとみて余罪や金の使い道を追及する方針です。