札幌市が、市の施設の使用料や手数料などを見直しする案を市議会に提出することを発表しました。
価格の改定は2025年4月から実施する方針です。
今回の見直しでは、青少年科学館の一般料金が700円から800円に。
時計台の観覧料が200円から350円に。
プレミストドームクローズドアリーナ使用料が847万円から935万円になるなど、札幌市はあわせて283施設の使用料を値上げする方針です。
また、施設のほか、住民票などの交付手数料が1通350円から400円になるなど、あわせて48項目の手数料が値上げの対象となっています。
市によりますと、物価上昇や人件費高騰の影響によるコストの増加分を価格に反映していて、使用料及び手数料の見直しは2023年に実施予定でした。
しかし、物価高が続いたことで時期を遅らせたということです。
札幌市民はー
(札幌市民)「困りますね、なんでも値上がりで給料は上がらないですからね」
(札幌市民)「(住民票は)350円ですよね。きょうちょうど住民票をもらいました。ちょっとびっくりしました。今も高いと思いましたんで」
使用料及び手数料の見直しをする案は28日の定例市議会に提出され、価格の改定は2025年4月から順次実施の方針だということです。