書道部員になりすましてコンクールに作品を出展していたとして、北海道教育委員会は、富良野市の高校で書道部の顧問を務めていた教諭を停職2か月の懲戒処分としました。
懲戒処分になったのは、富良野緑峰高校の書道部顧問だった63歳の男性教諭です。
道教委によりますと、男性教諭は2021年8月から2023年12月にかけて、自身が書いた24点の作品を書道部員になりすまして出展しました。
このうち15点がコンクールで入賞していたということです。
コンクールの主催者から「高校生の作風に見えない」と高校に連絡が入り、なりすましが発覚しました。
男性教諭は「書道部を活気づけたかった」と不正を認めているということです。
学校側はSTVの取材に対し「再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。